Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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第3章 部門管理サーバ・業務サーバの環境構築 | > 3.3 利用する機能により必要なディスク容量の見積もり |
イベント監視では、以下のファイルが必要です。
それぞれのファイルの内容は、イベント監視のコマンドおよびAPIで参照することができます。イベント監視のコマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を、APIの詳細については、“Systemwalker Centric Manager APIガイド”を参照してください。
ここでは、それぞれのファイルの見積もり方法を説明します。
【T】=【M】×【S】×【D】 |
【T】:保存するメッセージの総数。
【M】:1システムあたり1日に出力されるメッセージの平均個数。
(予測値)運用に応じて概算値を設定します。
【S】:メッセージを保存するシステム数。
監視システムの場合は、監視するシステムの数+1(自システム)とします。
中継するシステムがある被監視システムの場合は、運用に応じて以下の値を計算します。
【D】:メッセージを保存しておく日数。
【L】×【N】=【T】 |
【L】:コマンドログファイル数。(1〜19の範囲)
【N】:1ログファイルあたりのコマンドとその応答の格納数。
(255〜16,383の範囲)
ディスク使用量 = (【L】+ 1) ×【N】 × (メッセージ長の平均 + 150) |
メッセージ長の平均の目安は、100バイトと考えてください。
[Linux for Itanium版の場合]
UTF-8環境の場合、メッセージ長の平均の目安は、150バイトと考えてください。
たとえば、1システム1日あたり平均80個のメッセージが発生し、10システムの1か月分のメッセージを保存したい場合は、以下のような見積もりになります。
(メッセージ長の平均を100で計算した場合)
【T】= 80 × 10 × 30 = 24,000 |
ディスク使用量 = 16 × 1,600 × 250 = 6,400,000(バイト) = 約6MB |
滞留メッセージ保存ファイルの見積もり式は、運用管理サーバの場合と同様です。“運用管理サーバの環境構築”の“イベント監視に必要な資源”を参照してください。
アクション実行履歴ファイルの見積もり式は、運用管理サーバの場合と同様です。“運用管理サーバの環境構築”の“イベント監視に必要な資源”を参照してください。
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