Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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第2章 運用管理サーバの環境構築 | > 2.17 利用機能により必要な環境設定 |
性能監視機能を利用するために行う設定について説明します。
ネットワーク性能監視機能により収集・蓄積した情報を、性能情報出力機能により出力するためには、運用管理サーバ上のFTPサーバに対して以下に示す設定を行う必要があります。
以下のディレクトリに対して、アクセスするアカウントに応じて読み取り、および、書き込みアクセス権を設定します。アクセスするアカウントは、性能情報出力の[FTPユーザアカウント設定]ダイアログボックスで指定します。
/opt/FJSVspmmg/tmp/tmp/opt/FJSVspmmg/tmp/regular
部門管理サーバ、業務サーバのバージョンレベルが古い場合、サーバ性能監視機能で作成したポリシーを配付することができません。この場合は、Systemwalker Centric Managerのインストール媒体(CD-ROM)に格納されている性能監視のupdateパッチを部門管理サーバ、業務サーバに適用する必要があります。アップデートモジュールとその適用方法の詳細が、以下に格納されています。
CD-ROMまたはネットワーク接続したドライブ\tool\pfmupd |
アップデートモジュールの適用が必要なバージョンレベルは、次のとおりです。
CD-ROMまたはネットワーク接続したドライブ\tool\pfmupd\Readme.txt |
CD-ROMまたはネットワーク接続したドライブ\tool\pfmupd |
CD-ROMまたはネットワーク接続したドライブ\tool\pfmupd\Readme.txt |
※運用管理クライアントのPCクライアントプログラムのインストール媒体(CD-ROM)に格納されています。
アップデートモジュールの適用が必要なバージョンレベルは、次のとおりです。
SNMPエージェントのコミュニティ名を変更(注)しているサーバで、性能監視のサーバ性能情報を収集する場合、以下の2つのファイルにコミュニティ名を定義する必要があります。
注) SNMPエージェントのファイルは、次の2つのファイルです。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。
[変更前]
acl = { { communities = public, private access = read-write managers = * } }
[変更後]
acl = { { communities = public, private access = read-write managers = * } { communities = FUJITSU access = read-only managers = * } }
[変更前]
何も設定されていません。
[変更後]
[community] name1=FUJITSU [FUJITSU] access=read-only ip1=127.0.0.1 mask1=255.255.255.0
設定が完了しましたら、性能監視システム性能収集エージェントとSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/init.snmpdx stop |
SNMPエージェントのコミュニティ名を変更(注)しているサーバで、性能監視のサーバ性能情報を収集する場合、以下の2つのファイルにコミュニティ名を定義する必要があります。
注) SNMPエージェントのファイルは、以下のファイルです。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。
[変更前]
rocommunity public |
[変更後]
rocommunity FUJITSU |
[変更前]
何も設定されていません。
[変更後]
[community] name1=FUJITSU [FUJITSU] access=read-only ip1=127.0.0.1 mask1=255.0.0.0
設定が完了しましたら、性能監視システム性能収集エージェントとSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/init.sma stop |
“性能監視(システム性能収集)機能”をインストールした場合、以下のファイルを編集する必要があります。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を"FUJITSU"と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker default FUJITSU |
“性能監視(システム性能収集)機能”をインストールした場合、以下のファイルを編集する必要があります。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を“FUJITSU”と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/opt/FJSVspmex/etc/exasnmpd.conf |
[変更後]
[community] |
“性能監視(システム性能収集)機能”をインストールした場合、以下のとおり編集する必要があります。
SNMPパケットの受付けを許可するホストのIPアドレスを"10.20.30.40"と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker 10.20.30.40 public |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop |
許可するホストが複数存在する場合は、それぞれ定義を行います。
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker 10.20.30.40 public |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop |
“性能監視(システム性能収集)機能”をインストールした場合、以下のとおり編集する必要があります。
SNMPパケットの受付けを許可するホストの IPアドレスを“10.20.30.40”と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker localhost public |
[設定ファイル]
/opt/FJSVspmex/etc/exasnmpd.conf |
[変更後]
[community] |
許可するホストが複数存在する場合は、“ip1=”に続けて“ip2=”、“ip3=”を定義します。
[community] |
許可するホストを特定しない場合は、“ip1=”の定義を省略します。
[community] |
設定が完了しましたら、性能監視システム性能収集エージェントとSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop |
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