Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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第2章 運用管理サーバの環境構築> 2.17 利用機能により必要な環境設定

2.17.1 Web連携機能を利用する場合の環境設定

Web連携機能を利用する場合に行う設定について説明します。

■ディレクトリ(エイリアス)の設

WWWサーバプログラムに対するディレクトリ(エイリアス)の設定方法を説明します。

Apacheの場合

はじめに、httpd.conf(Solaris標準付属のApacheの場合は、/etc/apache配下、それ以外のApacheの場合は、インストール先のhttpdコマンドに-Vオプションつきで起動した結果から確認)内の“ResourceConfig”設定行がコメント化されている場合は、コメントを外してください。

次にsrm.conf(httpd.confと同じディレクトリに存在します。)内に、以下のレコードを設定します。

ScriptAlias /MpScript/      "/opt/systemwalker/inet/scripts/"
Alias /Systemwalker/CentricMGR/  "/opt/FJSVfsjvc/java/classes/"
Alias /SystemWalker/CentricMGR/  "/opt/FJSVfsjvc/java/classes/"
Alias /Systemwalker/        "/opt/systemwalker/inet/wwwroot/"
Alias /SystemWalker/        "/opt/systemwalker/inet/wwwroot/"

Apache2の場合

Apache2の/usr/local/apache2/conf/httpd.conf (標準インストール時)ファイルを以下の手順で編集します。

(OSがLinuxの場合は、/etc/httpd/conf/httpd.conf)

  1. httpdプロセスのグループ設定

    (OSがLinuxの場合は、必要ありません。)

    デフォルトでは、設定されていないので、以下の編集を行ってください。

    [編集前]

    #Group #-1

    [編集後]

    Group nobody
  2. サーバ名の設定

    デフォルトでは設定されていないので、以下の編集を行ってください。

    [編集前]

    #ServerName new.host.name:80

    [編集後]

    ServerName Apache2がインストールされているサーバのホスト名:80
  3. ドキュメントへのAlias設定

    “Alias”の最終に、以下のレコードを追加します。

     Alias /Systemwalker/CentricMGR/ "/opt/FJSVfsjvc/java/classes/"
     Alias /SystemWalker/CentricMGR/ "/opt/FJSVfsjvc/java/classes/"
     Alias /Systemwalker/ "/opt/systemwalker/inet/wwwroot/"
     Alias /SystemWalker/ "/opt/systemwalker/inet/wwwroot/"
  4. スクリプトへのAlias 設定

    “ScriptAlias”の最終に、以下のレコードを追加します。

    ScriptAlias /MpScript/ "/opt/systemwalker/inet/scripts/"
  5. デフォルトの文字コード指定の設定

    デフォルトでの指定では日本語が文字化けするので以下の編集を行ってください。

    [編集前]

    #AddDefaultCharset ISO-8859-1

    [編集後]

    AddDefaultCharset Off

その他のWWWサーバの場合

WWWサーバの説明書に従い、以下の設定を行ってください。

仮想ディレクトリ

ディレクトリ名

仮想ディレクトリのプロパティ

/Systemwalker/CentricMGR/

/opt/FJSVfsjvc/java/classes/

「読み取り」付加

/SystemWalker/CentricMGR/

/opt/FJSVfsjvc/java/classes/

「読み取り」付加

/Systemwalker/

/opt/systemwalker/inet/wwwroot/

「読み取り」付加

/SystemWalker/

/opt/systemwalker/inet/wwwroot/

「読み取り」付加

/MpScript/

/opt/systemwalker/inet/scripts/

「実行権」付加(CGIが格納されています)

◆アクセス権の登

Systemwalkerのインストール時には、アクセス権を設定していませんが、Systemwalkerが運用管理製品であるという性質上、不特定多数のWWWクライアントからのアクセスを許可するべきではありません。Web連携機能のアクセス権制御は各WWWサーバが持つアクセス権制御機能に準じます。このため、SystemwalkerのWeb連携機能のアクセスを制御する場合は、各WWWサーバの説明書を参照して設定してください。セキュリティ上の問題を回避するために、極力アクセス権制御の設定を行うことをお勧めします。

SystemwalkerのWeb連携機能としてアクセス権制御の対象となるのは以下のURLです。

対象URL

ファイルの役割

http://運用管理サーバのホスト名/Systemwalker/

htmlファイルが格納されているディレクトリ

http://運用管理サーバのホスト名/MpScript/

CGIファイルが格納されているディレクトリ

■Systemwalker Webコンソール (モバイル版)の設

Systemwalker Webコンソール(モバイル版)を使用するには、運用管理サーバで、セッション管理ファイ(sysmode.ini)の設定を行います。

以下の5項目について、設定変更を行うことができます。

次のファイルに設定をします。セッション管理ファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

/opt/systemwalker/inet/web/sys_conf/sysmode.ini


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