Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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第2章 運用管理サーバの環境構築> 2.14 データベース作成

2.14.3 ヘルプデスクのデータベース作成

Solarisの場合、ヘルプデスクサーバは、運用管理サーバで兼用することも、ヘルプデスクサーバとして別サーバを構築することもできます。

また、Linuxの場合、ヘルプデスクサーバは、運用管理サーバで兼用します。

ヘルプデスクサーバでは、以下の二つの作業が必要です。

データベースログインIDとデータベースログインパスワードの登録については、ヘルプデスクサーバを構築するシステムごとの登録方法にあわせて操作します。

データベースログインIDは30バイトまで、データベースログインパスワ−ドはブランク以外の文字30バイトまでで設定します。

ヘルプデスクデータベースを削除する必要がある場合は、“ヘルプデスクのデータベース削除”を参照してください。

■Solarisの場合

ここでは、運用管理サーバ上のローデバイス名/dev/rdsk/c0t0d0s5上に5000件モデルのヘルプデスクデータベースを作成する例について説明します。

  1. 運用管理サーバで以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/MpHDOSsetup


    →ヘルプデスクセットアップメニュが表示されます。

  2. “1”(運用管理サーバ上にヘルプデスクDBを作成)を入力します。

     

  3. 確認メッセージが表示されるので、“y”を入力します。

  4. ヘルプデスクDBスペース用に作成したパーティションのローデバイス名を入力します。

  5. 作成するDBモデルを選択します。

    選択するDBモデルはパーティション作成で見積もったモデルと一致する必要があります。

  6. 入力したデバイス名とモデルが表示されます。

    値に誤りがなければ、“y”を入力して処理を続行します。

  7. セットアップ処理が実行されます。表示例を以下に示します。

  8. 運用管理サーバを再起動します。

    ただし、以下の場合はヘルプデスクデータベース作成後に運用管理サーバの再起動はしないでください。

■Linuxの場合

ここでは、運用管理サーバ上のローデバイス名/dev/raw/raw4上に5000件モデルのヘルプデスクデータベースを作成する例について説明します。

  1. 運用管理サーバで以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/MpHDOSsetup

    →ヘルプデスクセットアップメニュが表示されます。

  2. “1”(運用管理サーバ上にヘルプデスクDBを作成)を入力します。

     

  3. 確認メッセージが表示されるので、“y”を入力します。

  4. ヘルプデスクDBスペース用に作成したパーティションのローデバイス名を入力します。

  5. 作成するDBモデルを選択します。

    選択するDBモデルはパーティション作成で見積もったモデルと一致する必要があります。

  6. 入力したデバイス名とモデルが表示されます。

    値に誤りがなければ、“y”を入力して処理を続行します。

  7. セットアップ処理が実行されます。表示例を以下に示します。

  8. 運用管理サーバを再起動します。

    ただし、以下の場合はヘルプデスクデータベース作成後に運用管理サーバの再起動はしないでください。


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