Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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第2章 運用管理サーバの環境構築 | > 2.8 利用する機能により必要な関連製品のセットアップ |
監視対象ノードにSNMPエージェントをインストールするとしないでは、監視内容に以下の違いがあります。
MIB情報を採取することができます。このため、“ノード検出”時にベンダー名やOS種別を自動判別したり、MIB情報を利用した性能監視を行うことができます。また、SNMPトラップを監視することができます。
IPアドレスやホスト名に加え、ベンダー名やOS種別、インタフェースの詳細情報等が追加されます。
ノードの起動/停止の状態確認に加え、一部インタフェースの停止までの状態が確認できます。
MIB情報を利用した監視ができます。
ネットワーク/サーバの性能監視ができます。
管理サーバに通知されるSNMPトラップを監視することができます。
IPアドレスだけの管理となります。“ノード状態の監視”の設定を行うことにより、SNMPエージェントがインストールされていないノードの状態の変化(UP/DOWN)を監視することができます。
IPアドレスやホスト名だけが追加されます。
ノードの起動/停止の状態が確認できます。
SNMPエージェントをインストールする場合の作業を以下に示します。
SNMPエージェントをインストールする場合、以下のパッケージをインストールします。
[Solaris 7/8/9の場合]
[Solaris 10の場合]
インストール時に選択したソフトウェアグループが以下のどれかの場合、OSと共にインストールされるため、別途、インストールする必要はありません。
使用するコマンドについて
SNMPエージェントをインストールする場合、以下のrpmパッケージをインストールします。
使用するコマンドについて
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
以下にSNMPエージェントの設定ファイルの編集例を記述します。
詳細はmanコマンドを参照してください。
[変更前]
# sec.name source community # Make at least snmpwalk -v 1 localhost -c public system fast again. access notConfigGroup "" any noauth exact systemview none none |
[変更後]
# sec.name source community |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop |
コミュニティ名を変更する場合、以下のとおり編集します。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker default FUJITSU |
SNMPパケットの受け付けを許可するホストの IPアドレスを「*.*.*.*」と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker *.*.*.* public |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop |
Systemwalker Centric Managerをインストール後にSNMPエージェントをインストールした場合
/opt/FJSVfwnm/bin/swtrapd-relay.sh
[Solaris 7/8/9の場合]
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupsea.sh
[Solaris 10の場合]
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupProxy.sh
[Linux for Itaniumの場合]
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupProxy.sh
[Linux for Itanium以外のLinuxの場合]
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupRelay.sh
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