Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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第2章 運用管理サーバの環境構築 |
運用管理サーバではデータベースパーティションを作成する必要があります。
SafeDISKを使用している場合
RDB 管理情報専用パーティションを除くデータベース領域を、SafeDISKで管理しているボリューム上に作成する場合は、ボリュームの高速等価性回復機構を“なし”に設定します。
設定方法の詳細は、SafeDISKのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerを運用するためには、運用管理サーバに以下のデータベース領域が必要です。
基本的には、上記の4パーティションを使用しますが、どうしてもパーティションが足りない場合は、RDB管理情報パーティションおよびRDBログファイルをレギュラーファイルとして作成することにより、パーティションを削減することができます。詳細については、“フレームワークのデータベース作成”を参照してください。
また、利用する機能により運用管理サーバ上に、以下のデータベース領域も必要です。
Systemwalker Centric Managerが使用するパーティションおよびファイルシステムの配置イメージは以下のようになります。
通常、作成したパーティションを指定する場合には、以下のデバイス名を使用します。
[Solarisの場合]
キャラクタ型(raw)デバイス : /dev/rdsk/c?t?d?s? ブロック型デバイス : /dev/dsk/c?t?d?s?
[Linuxの場合]
キャラクタ型(raw)デバイス : /dev/raw/raw?? ブロック型デバイス : /dev/hd??? : /dev/sd???
“フレームワークのデータベース領域の見積もり”および“利用する機能により必要なデータベース領域の見積もり”で算出したディスク容量の見積もりを参考にして、データベース領域の容量が十分であるかを確認してください。
ローデバイスの作成方法(Linuxの場合)
ローデバイスは、fdiskコマンド等でパーティションを作成したあと、rawコマンドによってrawキャラクタデバイスの割当を行うことで作成します。さらに、以下のようにシステムファイルを編集します。
- /etc/sysconfig/rawdevicesを編集します。
- ntsysvコマンドを実行し、“rawdevices”を選択します。
ローデバイスの作成方法、fdiskコマンド、rawコマンドおよびシステムファイルの編集の詳細については、使用しているシステムベンダのドキュメントを参照してください。
なお、ローデバイスに対して初期化を行う必要は有りません。
OSのユーティリティでパーティションを切り出す場合、ユーティリティで指定したサイズと、実際に切り出されるサイズが若干異なることがあります。また、複数のパーティションを切り出す場合に、OSのユーティリティにそれぞれ同一のサイズを指定しても、実際に切り出されるパーティションによってサイズが異なることがあります。そのため、実際に切り出されたパーティションのサイズについては、OSのユーティリティで確認してください。
RDB管理情報パーティション以外のパーティションについて
ローデバイス作成時に、シリンダ0は指定しないでください。
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