Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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第2章 運用管理サーバの環境構築 | > 2.14 データベース作成 |
運用管理サーバのインストールを行った後、運用管理サーバを動作させるための環境作成が必要です。環境作成を行うためには、システム管理者(スーパ・ユーザ)でログインする必要があります。
運用管理サーバの環境作成の手順を以下に示します。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetup |
セットアップメニューが表示されます。
フレームワークのデータベースを作成する準備が完了していることを確認する画面が表示されるので、“y”を入力します。
過去に通信環境を構築していた場合、確認画面が表示されますが、問題がなければ“y”を入力し、処理を続けます。
管理ドメイン名は、以下の条件を満たしている必要があります。
省略した場合、管理ドメイン名にはホスト名を指定したものとみなされます。ホスト名に英数字以外の文字が含まれている場合は、省略できません。
以下のデータベースを作成するパーティションのデバイス名を入力します。
使用するパーティション |
パーティションの指定形式 |
RDB管理情報デバイス |
ブロック型デバイス(/dev/dsk/〜) |
RDBディクショナリ用デバイス |
キャラクタ型デバイス=ローデバイス(/dev/rdsk/〜) |
RDBログファイル用デバイス |
キャラクタ型デバイス=ローデバイス(/dev/rdsk/〜) |
データベーススペース用デバイス |
キャラクタ型デバイス=ローデバイス(/dev/rdsk/〜) |
注1)RDB管理情報の領域は、任意のディレクトリ配下に配置することもできます。
注2)RDBログファイル用の領域は、RDB管理情報デバイス上に作成されるUFSファイルシステム上のレギュラーファイルを使用することもできます。
[すべての領域にローデバイスを指定する場合]
[RDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合]
[RDB管理情報用の領域に任意のディレクトリ、RDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合]
作成するデータベースのサイズのを入力します。データベースの大きさについては、“フレームワークのデータベース領域の見積もり”を参照してください。
設定画面で入力した情報を確認し“y”を入力すると、Systemwalker Centric Manager環境が作成されます。
[すべての領域にローデバイスを指定する場合]
[RDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合]
[RDB管理情報用の領域に任意のディレクトリ、RDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合]
通常のデバイス形式以外のデバイスを設定する場合
通常のデバイス形式( /dev/(r)dsk/c?t?d?s? )以外のデバイスを、設定する場合は、以下の設定を行ってください。
環境作成時に指定した「RDB管理情報パーティション」が/SWFWDBにマウントされるように/etc/vfstabに設定を追加してください。
設定時には、“FS Type”フィールドには“ufs”、“mount at boot”フィールドには“yes”を設定してください。
[例]
SafeDISKで管理しているボリューム(/dev/sfdsk/ClassName/dsk/VolumeName)を「RDB管理情報専用パーティション」に指定した場合、/etc/vfstabに以下の行を追加します。
/dev/sfdsk/ClassName/dsk/VolumeName /dev/sfdsk/ClassName/rdsk/VolumeName /SWFWDB ufs 2 yes - |
SVM(Solaris Volume Manager)で管理しているボリュームをデータベース作成先に指定する際の注意
Solarisのバージョンが9以降の場合、Solaris Volume Manager(SVM)によって管理しているボリュームをSystemwalker Centric Managerのデータベース用に使用することができます。ただし、以下の点に注意が必要です。
以下の機能を使用する場合は、機能別のデータベースの作成が必要です。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetup |
セットアップメニューが表示されます。
フレームワークのデータベースを作成する準備が完了していることを確認する画面が表示されるので、“y”を入力します。
過去に通信環境を構築していた場合、確認画面が表示されますが、問題がなければ“y”を入力し、処理を続けます。
管理ドメイン名は、以下の条件を満たしている必要があります。
省略した場合、管理ドメイン名にはホスト名を指定したものとみなされます。ホスト名に英数字以外の文字が含まれている場合は、省略できません。
以下のデータベースを作成するパーティションのデバイス名を入力します。
使用するパーティション |
パーティションの指定形式 |
RDB管理情報デバイス |
ブロック型デバイス |
RDBディクショナリ用デバイス |
キャラクタ型デバイス=ローデバイス(/dev/raw/raw〜) |
RDBログファイル用デバイス |
キャラクタ型デバイス=ローデバイス(/dev/raw/raw〜) |
データベーススペース用デバイス |
キャラクタ型デバイス=ローデバイス(/dev/raw/raw〜) |
注1)RDB管理情報の領域は、任意のディレクトリ配下に配置することもできます。
注2)RDBログファイル用の領域は、RDB管理情報デバイス上に作成されるUFSファイルシステム上のレギュラーファイルを使用することもできます。
[すべての領域にローデバイスを指定する場合]
[RDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合]
[RDB管理情報用の領域に任意のディレクトリ、RDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合]
作成するデータベースのサイズのを入力します。データベースの大きさについては、“フレームワークのデータベース領域の見積もり”を参照してください。
設定画面で入力した情報を確認し“y”を入力すると、Systemwalker Centric Manager環境が作成されます。
[すべての領域にローデバイスを指定する場合]
[RDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合]
[RDB管理情報用の領域に任意のディレクトリ、RDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合]
通常のデバイス形式以外のデバイスを設定する場合
通常のデバイス形式(/dev/hd?、/dev/sd?)以外のデバイスを設定する場合は、以下の設定を行ってください。
環境作成時に指定した「RDB管理情報パーティション」が/SWFWDBにマウントされるように/etc/fstabに設定を追加してください。
(デバイス名) /SWFWDB ext3 default 0 0
[例]
LVM(Linux Logical Volume Manager)で管理しているボリューム(/dev/dm/SWDB1)を「RDB管理情報専用パーティション」に指定した場合、/etc/fstabに以下の行を追加します。
/dev/dm/SWDB1 /SWFWDB ext3 defaults 0 0 |
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