Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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第1章 導入設計 | > 1.2 使用機能ごとの詳細構成を決定する |
ヘルプデスク機能を使用する場合、ヘルプデスク機能のサーバやクライアントは、機能別に以下のように分類されます。
ヘルプデスクサーバ
ヘルプデスクデータベースを配置するサーバです。
Solarisの場合、運用管理サーバと兼用する場合と独立する場合があります。
Linuxの場合、運用管理サーバと兼用します。
ヘルプデスク管理者用クライアント
運用管理クライアントにインストールされるヘルプデスククライアントです。ヘルプデスク管理者が使用し、ヘルプデスクの動作環境の設定などを行います。障害票転送依頼機能などを実行することができます。
ヘルプデスクユーザ用クライアント
運用管理クライアント以外にインストールされるヘルプデスククライアントです。ヘルプデスクユーザが使用します。
ヘルプデスクを使用するために必要な設定とその概要を以下に示します。
ヘルプデスクサーバの設定
Solarisの場合、運用管理サーバまたはそれ以外のサーバ上にヘルプデスクのデータベースを作成します。また、運用管理サーバ以外のサーバ上にヘルプデスクデータベースを作成した場合、運用管理サーバにヘルプデスクの環境を作成します。
Linuxの場合、運用管理サーバ上にヘルプデスクのデータベースを作成します。
運用管理サーバ上のヘルプデスクの設定
運用管理サーバ上のヘルプデスクの設定を行います。
ヘルプデスク管理者用クライアントの設定
ヘルプデスク管理者がデータベースにアクセスするためのODBCの設定、ヘルプデスク管理者用クライアントの動作環境の設定を行います。
ヘルプデスクの動作環境の設定
ヘルプデスクの動作環境の設定を行います。
ヘルプデスクユーザ用クライアントの設定
ヘルプデスクユーザがデータベースにアクセスするためのODBCの設定、ヘルプデスクユーザ用クライアントの動作環境の設定を行います。
以下の図はヘルプデスク機能を利用するために必要な定義の概要を示しています。
備考.ヘルプデスクサーバを独立して使用できるのはSolarisの場合です。
(1)ヘルプデスク用データベースを作成します。
(ヘルプデスクサーバの構築およびヘルプデスクサーバとの接続定義を行います。)
(2)運用管理サーバ上のヘルプデスクを設定します。
(3)ヘルプデスク管理者用クライアントを設定します。
(4)ヘルプデスクの動作環境を設定します。
(5)ヘルプデスクユーザ用クライアントを設定します。
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