Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム -

4.1.9.2 メッセージ説明の登録

メッセージ説明の登録方法を説明します。メッセージ説明を登録しておくことにより、発生したトラブルの対処方法を監視イベント対処ウィンドウ、または監視イベント返答ウィンドウの[メッセージ説明]タブに表示することができます。

■操作方法

◆メッセージ説明を追加する

1. [イベント監視の動作環境設定(全体)]ダイアログボックスを表示します。呼び出し方法と終了方法は、"サーバ環境定義”を参照してください。
2. [メッセージ説明]タブを選択します。

   →[メッセージ説明一覧]には、登録されているメッセージ説明の格納先(ファイル/ヘルプデスク)、およびメッセージ説明格納先ファイル名または帳票コード、キーワードが表示されます。

   

3. [追加]ボタンをクリックします。

   →[メッセージ説明設定(追加)]ダイアログボックスが表示されます。

   

4. メッセージ説明の特定方法の入力域で、追加するメッセージ説明の格納先を選択します。
   • メッセージ説明の格納先がファイルのときには、[ファイルに格納されているメッセージを採用]を選択します。
   • メッセージ説明の格納先がヘルプデスクのときには、[ヘルプデスクに格納されている帳票コードを採用]または[ヘルプデスクの検索機能]のどちらかを、検索方法に応じて選択します。[ヘルプデスクの検索機能]については、“ヘルプデスクの検索機能”を参照してください。

     なお、メッセージ説明の格納先としてヘルプデスクを利用する場合には、ヘルプデスクの動作環境を設定する必要があります。ヘルプデスクの動作環境の設定方法については、“障害を管理するための設定”を参照してください。

5. メッセージ説明の格納先がファイルのときには、メッセージ説明格納先ファイル名の入力域に、追加するメッセージ説明格納先ファイル名を入力します。

   メッセージ説明格納先ファイルとして扱えるファイルは、SJISコードのテキストファイルです。[参照]ボタンをクリックすると、[ファイル一覧]ダイアログボックスが表示され、メッセージ格納先ファイル名を選択することができます。[編集]ボタンをクリックすると、メッセージ説明格納先ファイル名の入力域に設定されているファイル名の編集画面を表示します。

6. メッセージ説明の格納先がヘルプデスクのときには、帳票コードの入力域に追加する帳票コードを入力します。メッセージ説明の特定方法として、[ヘルプデスクの検索機能]を選択した場合、帳票コードは不要です。
7. キーワードの入力域には、追加するメッセージ説明を特定するためのキーワードを正規表現で入力します。メッセージ説明の特定方法として、[ヘルプデスクの検索機能]を選択した場合、キーワードは不要です。
8. [メッセージ説明設定(追加)]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると、メッセージ説明が追加されます。

◆メッセージ説明を更新する

1. メッセージ説明一覧には、登録されているメッセージ説明の格納先(ファイル/ヘルプデスク)、およびメッセージ説明格納先ファイル名または帳票コード、キーワードが表示されます。更新するメッセージ説明を、一覧から選択します。
2. [更新]ボタンをクリックします。[メッセージ説明設定(更新)]ダイアログボックスが表示されます。
3. メッセージ説明一覧で選択したメッセージ説明は、メッセージ説明の特定方法、メッセージ説明格納先ファイル名、帳票コード、または、キーワードの入力域に反映されます。
4. メッセージ説明の格納先を変更するときには、メッセージ説明の特定方法の入力域を変更します。
   • メッセージ説明の格納先がファイルのときには、“ファイルに格納されているメッセージ説明を採用”を選択します。
   • メッセージ説明の格納先がヘルプデスクのときには、“ヘルプデスクに格納されている帳票コードを採用”または“ヘルプデスクの検索機能”のどちらかを、検索方法に応じて選択します。“ヘルプデスクの検索機能”については、“ヘルプデスクの検索機能”を参照してください。

     なお、メッセージ説明の格納先としてヘルプデスクを利用する場合には、ヘルプデスクの動作環境を設定する必要があります。ヘルプデスクの動作環境の設定方法については、“障害を管理するための設定”を参照してください。

5. メッセージ説明の格納先がファイルのときには、メッセージ説明格納先ファイル名の入力域に、更新するメッセージ説明格納先ファイル名を入力します。

   メッセージ説明格納先ファイルとして扱えるファイルは、SJISコードのテキストファイルです。[参照]ボタンをクリックすると、[ファイル一覧]ダイアログボックスが表示され、メッセージ説明格納先ファイル名を選択することができます。[編集]ボタンをクリックすると、メッセージ説明格納先ファイル名の入力域に設定されているファイル名の編集画面を表示します。

6. メッセージ説明の格納先がヘルプデスクのときには、帳票コードの入力域に更新する帳票コードを入力します。メッセージ説明の特定方法として、“ヘルプデスクの検索機能”を選択した場合、帳票コードは不要です。
7. キーワードの入力域には、追加するメッセージ説明を特定するためのキーワードを正規表現で入力します。メッセージ説明の特定方法として、“ヘルプデスクの検索機能”を選択した場合、キーワードは不要です。
8. [メッセージ説明設定(更新)]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると、メッセージ説明が更新されます。

◆メッセージ説明を削除する

1. メッセージ説明一覧には、登録されているメッセージ説明の格納先(ファイル/ヘルプデスク)、およびメッセージ説明格納先ファイル名または帳票コード、キーワードが表示されます。削除するメッセージ説明を、一覧から選択します。
2. [削除]ボタンをクリックすると、メッセージ説明一覧で選択したメッセージ説明が削除されます。

メッセージ説明は、メッセージ説明一覧の先頭から順番に検索されて表示されます。したがって、メッセージ一覧内のメッセージの位置が後ろになるほど、検索に時間がかかることになります。このため、一覧内のメッセージの位置をカスタマイズするために、以下のボタンが用意されています。

• [上移動]ボタンをクリックすると、選択している項目が一つ上へ移動します。
• [下移動]ボタンをクリックすると、選択している項目が一つ下へ移動します。