SafeCLUSTER/HA for Oracle導入運用ガイド
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目次

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第3章 スタンバイクラス
3.3 環境設定手順
3.3.4 状態遷移プロシジャのリソース登録及びサービスの設定
3.3.4.2 サービスの設定
Web-Based Admin Viewを使用してサービスを設定します。(“SafeCLUSTER導入運用ガイド”、“SafeCLUSTERシステムの初期設定”、“サービスの設定”を参照してください。)
- 運用形態は「Standby」を選択します。
- サービスを構成するリソースは、上で定義した状態遷移プロシジャのリソース、引継ぎIPアドレス(論理IPアドレス)のリソース、共有ディスク装置のリソースを選択してください。
- 共有ディスク装置の使用種別は「切替ディスク」を選択してください。
- 1:1運用待機型の場合、サービスは1つしか定義できませんので、すべてのOracleインスタンス用の状態遷移プロシジャのリソースと使用する共用ディスク装置のリソース、引継ぎネットワーク(引継ぎIP)のリソースを1つのサービスに設定してください。
- 相互待機型の場合、サービスは2つ定義できますので、Oracleインスタンス用の状態遷移プロシジャのリソースと使用する共用ディスク装置のリソース、引継ぎネットワーク(引継ぎIP)のリソースを2つの組に分けて、それぞれの組を別のサービスに設定してください。
- N:1運用待機型の場合、サービスは複数(2つ以上)定義できますので、Oracleインスタンス用の状態遷移プロシジャのリソースと、使用する共用ディスク装置のリソース、引継ぎネットワーク(引継ぎIP)のリソースを複数の組みに分けて、それぞれの組みを別のサービスに設定してください。

ライセンス登録について
サービスを設定する前に、あらかじめSafeCLUSTER/HA for Oracleのライセンスを登録しておいてください。ライセンスの設定方法は、“SafeCLUSTER導入運用ガイド”、“SafeCLUSTERシステムのライセンス登録”を参照してください。
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