| Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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目次
索引
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| 付録A イベント監視の定義例 |
正規表現として使用できる表記法は以下です。
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正規表現 |
意味 |
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. * ^ $ [文字列] [^文字列] [文字a-文字b] |
任意の1文字を表します。 直前の1文字（正規表現を含む）の0回以上の繰り返しを表します。 行の先頭であることを表します。 行の末尾であることを表します。 文字列の中の任意の1文字を表します。 文字列に使われている文字以外の任意の1文字を表します。 文字aから文字bまでの任意の1文字を表します。 |
（例）“\.”、 “\*”、 “\^” など
また、これ以外にも、“?”、“(”、“)”、“|”、“+”、“\”という文字を使用する場合は、文字の前に“\”を付加してください。
（例）“印刷”または“印字”と一致させるために、“印[刷字]”と記述した場合、正しく動作しません。
先頭に“.*”を設定した場合と省略した場合とでは、正規表現の意味は同じです。例えば、“.*error occurred”と“error occurred”では、どちらも“error occurred”を含む文字列という意味になります。このように、同じ意味になる場合、正規表現文字を指定しない方が文字列の比較の処理が速くなる場合があります。このような場合は、正規表現文字を使用しないでください。
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正規表現例 |
意味 |
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abc |
abcを含む文字列を表します。aabc、abcdなどと一致します。 |
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abc.ef |
abcとefの間に任意の1文字が入ります。abcdef、 abc5ef などと一致します。 |
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a*b |
aという文字の0回以上の繰り返しを表します。b、ab、aab、aaab などと一致します。 |
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.* |
任意の1文字を表す"."と、直前の1文字の0回以上の繰り返しを表す"*"の組み合せにより、任意の文字列を表すことができます。 |
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^abc |
行の先頭が abc であることを表します。abcdef、 abcxyz などと一致します。 |
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xyz$ |
行の末尾が xyz であることを表します。123xyz、 ABCxyz などと一致します。 |
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3001[IWEH] |
I、W、E、H のどれか1文字を表します。3001I、3001W、3001E、3001H と一致します。 |
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3500[^IN] |
I、N 以外の1文字を表します。3500a、3500n などと一致し、3500I、3500Nと一致しません。 |
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[0-9] TIMES |
0から9までの任意の1文字を表します。0 TIMES、2 TIMES などと一致します。 |
以下に、イベント監視の条件定義での設定例を示します。
監視する文字列 “error no 1000A : detail is ...”
監視する文字列 “error no 1002A : detail is ...”
監視しない文字列 “error no 1234E : detail is ...”
定義例 : “error no [0-9][0-9][0-9][0-9]A : detail is ...”
悪い定義例 : “error no *A”
解説“*” は、直前の1文字の0回以上の繰り返しを意味します。任意の文字列という意味ではありません。エラー番号部分を任意の文字列と表記したい場合は、“error no .*A”と定義してください。
監視する文字列 “file control error occurred”
監視する文字列 “system error occurred”
監視しない文字列 “file control succeeded”
定義例 ： “.* error occurred”
定義例 ： “error occurred$”
監視する文字列 “Check system -> Server01.”
監視する文字列 “Check system -> Server02.”
監視しない文字列 “Check database -> Server02.”
定義例 ： “^Check system”
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