Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第7章 環境を保全する> 7.1 構成情報を変更する

7.1.2 イベント通知先を設定する

すでに運用を開始している環境に運用管理サーバ、部門管理サーバまたは業務サーバを追加する場合は、部門管理サーバおよび業務サーバで発生したイベントの通知先システムの設定が必要です。

次の操作により、部門管理サーバ・業務サーバで発生したイベントの通知先システを設定します。

[イベント監視機能]をインストールしているクライアントも、同じ操作により、マネージャ2重化運用の監視対象とすることができます。この場合、必ずマネージャ2重化主系サーバが先頭になるように設定してください。

各下位システムでは、イベント通知先システムは最大4個まで登録できます。

ここでは、次の順でイベント通知先の設定方法を説明します。

イベントの通知先を変更すると、サービスの再起動を促すメッセージが表示されます。このメッセージに“はい”と答え、システム監視エージェント、アプリケーション管理エージェントを再起動してください。再起動を行わないと、構成情報の変更が有効になりません。

■[通信環境定義]ダイアログボックスの表示

  1. [スタート]メニューから[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視設定]を選択します。

    →[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 接続先の部門管理サーバ/業務サーバのホスト名、ユーザ名、パスワードを入力した後、[OK]ボタンをクリックします。

    →[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [通信環境定義]ボタンをクリックします。

    →[通信環境定義]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [メッセージ送信先システ]タブを選択します。

    →メッセージ送信先一覧には、登録されているメッセージ送信先システムと接続方法が表示されます。メッセージ送信先システムは最大4個まで登録できます。

SystemWalker/CentricMGR V4.0 における“mpopconf(通信環境定義コマンド)”による起動方法は本製品において使用できないため、上記手順で呼び出してください。

■イベント通知先の追加

  1. [通信環境定義]ダイアログボックスの[メッセージ送信先システム]タブで[追加]ボタンをクリックします。
  2. メッセージ送信先システムと接続方法を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
  3. サービスの再起動を促すメッセージが表示されますので、“はい”を選択します。

    →システム監視エージェント、アプリケーション管理エージェントが再起動されます。再起動を行わないと、情報の変更が有効になりません。

  4. 追加したメッセージ送信先システムとの接続方法が“必要時接続”の場合は、上位システム(追加したメッセージ送信先システム)のSystemwalker Centric Managerが動作している状態で次のコマンドを実行します。

    opaconstat -a

■イベント通知先の更新

  1. 更新対象システムとの現在の接続方法が“必要時接続”の場合は、上位システム(更新するメッセージ送信先システム)のSystemwalker Centric Managerが動作している状態で次のコマンドを実行します。

    opaconstat -d

  2. [メッセージ送信先一覧]から、更新するメッセージ送信先システムを選択します。
  3. [更新]ボタンをクリックします。

    →[メッセージ送信先システム設定(更新)]ダイアログボックスが表示されます。

    →選択したメッセージ送信先が、メッセージ送信先システムおよび接続方法の入力域に表示されています。

  4. 必要に応じて、メッセージ送信先システムおよび接続方法を変更します。
  5. [OK]ボタンをクリックします。

    →メッセージ送信先システムが更新されます。

  6. サービスの再起動を促すメッセージが表示されますので、“はい”を選択します。

    →システム監視エージェント、アプリケーション管理エージェントが再起動されます。再起動を行わないと、構成情報の変更が有効になりません。

  7. “必要時接続”に変更した場合は、上位システム(変更したメッセージ送信先システム)のSystemwalker Centric Managerが動作している状態で次のコマンドを実行します。

    opaconstat -a

■イベント通知先の削除

  1. 削除するメッセージ送信先システムとの現在の接続方法が“必要時接続"の場合は、上位システム(削除するメッセージ送信先システム)のSystemwalker Centric Managerが動作している状態で次のコマンドを実行します。

    opaconstat -d

  2. [メッセージ送信先一覧]から、削除するメッセージ送信先システムを選択します。
  3. [削除]ボタンをクリックすると、メッセージ送信先一覧で選択したメッセージ送信先が削除されます。
  4. サービスの再起動を促すメッセージが表示されますので、“はい”を選択します。

    →システム監視エージェント、アプリケーション管理エージェントが再起動されます。再起動を行わないと、構成情報の変更が有効になりません。

[通信環境定義]ダイアログボックスの自ホスト名タブの設定で、[ユーザ指定]を使用する場合は、hostsファイルにホスト名を定義する必要があります。

ユーザ指定のホスト名を使用する場合の詳細については“自ホスト名を変更する”を参照してください。


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