Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第6章 評価する> 6.1 レポーティング機能(OCM Manager)の概要

6.1.2 グラフをカスタマイズする

OCM Managerは、CSV形式のテキストファイルからデータを抽出し、それを操作・解析してレポートを作成します。データの抽出からレポート作成までの手順を、EMPグループと呼ぶオブジェクト群で管理しています。利用者はEMPを作成/編集し、実行することができます。

EMPグループには、データの読込み定義、各ダイアログボックスでの入力値、グラフの体裁情報、各ノード(=ワークシート)の関係、各ワークシートの表示位置情報などが保存されます。EMPグループを実行すると、入力データが異なっていても保存された時点の状態が復元されます。このようにして、必要に応じてツールを使用してデータを加工し、目的のグラフなどを作成するEMPグループを完成させます。他のツールの使用方法については、オンラインヘルプを参照してください。

その他、OCM Managerの実行をスケジューリングできます。以下に概略を示します。

スケジューラアプリケーショ

OCM Managerで作成したEMPグループを定期的に自動実行するときに、スケジューラアプリケーションを使用します。スケジューリングは、毎日、毎週、毎月、毎年などのスパンで、最終日や最終金曜日などの相対日指定、絶対日指定および実行回数と実行間隔を指定できます。

カレンダアプリケーショ

カレンダアプリケーションは、暦の中から日、週および月の開始がいつか、週末、休日およびピークはいつかといったことを定義し、EMPグループの実行を支援するアプリケーションです。これらの情報は“カレンダ”と“カレンダプロファイル”と呼ぶ二つの情報で取り扱われます。

カレンダ
年(度)、月(度)、週の開始、年間の休日、および月、週、日、時間の情報が格納されます。企業固有の暦があるとき、業務にあわせた情報をカレンダで定義します。カレンダはすべてのカレンダプロファイルのベースとなります。
カレンダプロファイル
日ごとの時間に関する情報が格納されます。業務時間やピーク時間といった情報を設定します。

カレンダを複数用意して、EMPグループを実行するときの状況にあわせたカレンダ処理を行うことができます。


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