Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第3章 監視する | > 3.2 ネットワーク/システムの障害を監視する |
Systemwalkerコンソール[監視]の[ツリー選択]コンボボックスから、[ノード一覧]、[ノード管理]または[業務管理]のどれかを選択し、監視するツリーのフォルダを選択しておきます。特定のノードを監視するときには、ノード管理ツリーを選択します。アプリケーションの稼働状況を含めてノードを監視するときには、業務管理ツリーを選択します。すべてのノードを監視する場合にはノード一覧ツリーを選択します。
障害が発生すると、監視イベント一覧にメッセージが表示されます。最大、1000件のメッセージが監視イベント一覧に表示されます。監視イベント一覧に表示されたメッセージを監視イベントといいます。業務管理ツリー、ノード管理ツリー、ノード一覧ツリーのいずれのツリーでも、イベントが発生したノードを含むフォルダ、およびすべての上位フォルダは、赤く点灯します。監視マップでは、ノードに“×”マークが表示されます。リスト表示すると、障害の発生したノードの背景が赤色表示されます。また、監視イベント種別ウィンドウでは、発生した障害(監視イベント)の種別に応じて、“×”マークが表示されます。
トラブルバーには、イベントの分類ごとにイベントの件数が表示されます。トラブルバーのアイコンをクリックすると、クリックした分類のイベントが絞り込まれて表示されます。
Systemwalkerコンソールで障害の発生を確認したら、次に、障害の原因を調査するために、監視イベント一覧のメッセージテキストを参照します。監視イベント一覧のメッセージテキストは、水平スクロールバーを操作し、メッセージの内容を参照します。または、監視イベント一覧のイベントをダブルクリックし、[監視イベント対処]画面の[メッセージ]タブの内容を参照し、メッセージの意味、対処方法を調べます。また、メッセージの内容に応じて、以下のような調査を行い、障害に対処します。
種別がネットワークである監視イベントで、以下のようなメッセージが表示されることがあります。
ネットワーク異常を知らせる SNMPトラップを受信すると、そのトラップが発生したノードのアイコンとラベルカラーの変化、アラーム音で通知しますので、異常ノードが一目でわかります。監視マップ上で、アラームが発生したノードを含む、ネットワークのアイコンとラベルカラーも変化しますので、監視マップからネットワーク全体のアラーム監視が行えます。
これらの監視イベントは、監視対象機器のエージェント(SNMPエージェントまたは管理アプリケーション)から、何らかの事象発生を意味するSNMPトラップが通知されたことを示すものであり、必ずしもトラブルの発生を意味している訳ではありません。
なお、受信可能なSNMPトラップは、PDU長が2キロバイトまでであるため、2キロバイトを超えるSNMPトラップは破棄します。
各メッセージの意味については、“Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書”の“MpCNapplで始まるメッセージ”を参照してください。
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