Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 監視する> 3.1 イベント監視の設定をする> 3.1.3 イベント監視の条件を定義する

3.1.3.5 イベント監視の条件定義を変更する(Event Designer)

Event Designerを使用して、イベント監視の情報定義をCSVファイル形式で簡単に変更することができます。

大量定義の一括変更、検索を行う場合や、定義の変更前後を比較して定義内容の整合性の確認を行う場合に使用します。

また、Event Designerは、Systemwalker Centric Manger がインストールされていない環境でも動作するため、効率的に作業することができます。

Microsoft(R) Excelのマクロ機能を使用して、以下の変更・確認ができます。

■イベント監視の条件定義CSVファイルを変更・確認する手順

◆Event Designerをインストールします

  1. Systemwalker Centric Manager のセットアップ画面を起動します。

    ローカルインストールを行う場合はCD-ROMから、ネットワークインストールで行う場合は、ネットワーク接続したドライブからインストールコマンドを実行します。

    CD-ROMまたはネットワーク接続ドライブ\swsetup.exe

    →セットアップ画面が表示されます。

  2. [ツール]の[Event Designer]を起動します。

    →ようこそ画面が表示されます。

  3. [次へ]をクリックします。

    →インストール先のフォルダ指定画面が表示されます。

    初期値は、「C:\Program Files\Fujitsu\EventDesigner」です。

  4. インストール先を変更しない場合は「次へ」をクリックします。インストール先を変更する場合は、「変更」ボタンをクリックして、変更し、「次へ」をクリックします。

    →インストール確認画面が表示されます。

  5. 「インストール」をクリックします。

    →インストールが開始されます。

    →インストールが完了しますと、インストール完了画面が表示されます。

  6. 「完了」をクリックします。

    →インストールが完了しました。

◆V12.0L10の運用管理サーバの場合

ポリシー情報の移出コマンドで作成した各サーバのイベント監視の条件定義のCSVファイルを参照することができます。

運用イメージは以下のとおりです。

  1. CSVファイルを作成します。

    ポリシー情報の移出コマンド(mppolcollect)でCSVファイルを作成します。
    mppolcollectについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  2. Event Designerをインストールしたコンピュータに、1で作成したCSVファイルをコピーします。
  3. Event Designerを起動します。

    以下のMicrosoft(R) Excelファイルを起動します。

    Event Designerインストールディレクトリ\bin\Event Designer.xls

    →画面上の各機能の説明は、Excelのコメントを参照してください。

  4. [CSV入力]ボタンを選択し、3.のCSVファイルを指定します。
  5. Event Designerにて、定義内容を確認します。

    Event Designerで作成したCSVファイルは、イベント監視の条件定義をポリシーとして配付、管理していない場合、aoseadefコマンドを利用することで運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバにローカルに定義が可能です。

◆部門管理サーバ/業務サーバまたはV5.0L30以降の運用管理サーバの場合

各サーバのイベント監視の条件定義のCSVファイルを変更・確認することができます。

運用イメージは以下の通りです。

  1. CSVファイルを作成します。

    イベント監視の条件定義のCSV出力コマンド(aoseacsv)でCSVファイルを作成します。
    aoseacsvコマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  2. Event Designerをインストールしたコンピュータに、1で作成したCSVファイルをコピーします。
  3. Event Designerを起動します。

    以下のMicrosoft(R) Excelファイルを起動します。

    Event Designerインストールディレクトリ\bin\Event Designer.xls

    →画面上の各機能の説明は、Excelのコメントを参照してください。

  4. [CSV入力]ボタンを選択し、3.のCSVファイルを指定します。
  5. イベント監視の条件定義を追加/更新/削除します。定義変更は、Excelのセルの更新、行の挿入等で行います。

    また、以下の機能で追加することもできます。

    定義変更をした場合、以下の機能を用いて、定義内容に問題がないかを確認します。

  6. 簡易チェックツールで、イベント監視の条件定義に対して発生したメッセージが、どの条件に一致するか、および一致しなかった項目はどれかをシミュレートします。
    簡易チェックツールについては、“イベント監視の条件定義の簡易チェックツールを使用する”を参照してください。
  7. [定義差分比較]ボタンを選択し、変更前の定義と比較し、変更内容に問題がないかを確認します。 別の定義ファイルと比較することもできます。
  8. 必要に応じて、Excelの印刷機能を使用して、イベント監視の条件定義を印刷します。
  9. [CSV出力]ボタンを選択し、変更した定義をCSVファイルに出力します。出力したCSVファイルを各サーバへコピーします。
  10. イベント監視の条件定義のCSV読込みコマンド(aoseadef)を使用して、CSVファイルをイベント監視の条件定義に反映します。
    aoseadefコマンドについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

◆Event Designerをアンインストールします

  1. [コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]から「Event Designer」を選択し、「削除」ボタンをクリックします。

Event Designerの注意事項


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