Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 Systemwalkerコンソール | > 2.1 コンソールを使用する |
Systemwalkerコンソールを起動する手順を説明します。
Systemwalkerコンソールは、以下のユーザで起動します。
操作するコンピュータ:運用管理クライアント
起動ユーザ |
Systemwalkerコンソール[ログイン]画面で指定したユーザ |
起動ユーザ |
Systemwalkerコンソールセットアップ画面で指定したユーザ |
操作するコンピュータ:運用管理サーバ
起動ユーザ |
運用管理サーバのコンピュータのログインユーザ |
操作するコンピュータ:運用管理クライアント
Systemwalkerコンソール[ログイン]画面
起動ユーザ |
運用管理クライアントのコンピュータのログインユーザ |
起動ユーザ |
Systemwalkerコンソール[ログイン]画面で指定したユーザ |
起動ユーザ |
Systemwalkerコンソールセットアップ画面で指定したユーザ |
ユーザの所属グループ |
Systemwalkerコンソール[編集]を操作する |
Systemwalkerコンソール[監視]を操作する |
Administratorsグループ |
○ |
○ |
DmAdminロール |
○ |
○ |
DmOperationロール |
× |
○ |
DmReferenceロール |
× |
○ |
○:操作可能、×:操作不可
ユーザをロールに登録する方法については、“画面のアクセス権を定義する”を参照してください。
設定項目と初期値を説明します。
初期値:なし
初期値:“起動時にログイン画面を表示する”
初期値:自動再接続の使用を選択する
初期値:180秒
初期値:0回
初期値:600秒
初期値:3回
設定手順を説明します。
→「Systemwalkerコンソールセットアップ」ダイアログボックスが表示されます。
Systemwalkerコンソールセットアップ画面の詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
[Systemwalkerコンソールセットアップ]画面で、“起動時にログイン画面を表示しない”(運用管理クライアントのみ)および、“常に自動再接続を行う”を指定した場合の手順を説明します。
自動再接続については、“自動再接続においてSystemwalkerコンソールを起動する”を参照してください。
→Systemwalkerコンソールが表示されます。
自動再接続コンソールを使用すると、Systemwalkerコンソールが終了した場合には、自動的に再接続されます。以下の現象が発生すると、Systemwalkerコンソールは終了します。
自動再接続コンソールを使用すると、タスクトレイには自動再接続機能のアイコンが表示されます。以下の条件のとき、タスクトレイのアイコンの背景が赤色で表示されます。
上記の自動再接続アイコンをダブルクリックすると、自動再接続ウィンドウが表示されます。自動再接続の状態によって、次の4パターンのどれかで表示されます
状態 |
説明 |
運用中 |
正常に運用している。 |
再接続中 |
Systemwalkerコンソールが異常終了し、通信環境の確認を行っている。 |
起動確認中 |
Systemwalkerコンソールが起動し、再接続後に正常運用されたと見なすまでの間の状態 |
再接続停止 |
異常が発生し、再接続を試みたがリトライ回数をオーバーして接続に失敗した。 |
以下の項目を変更できます。
[画面を使用して変更する場合]
→[Systemwalkerコンソールセットアップ]ダイアログボックスが表示されます。
[定義ファイルを使用して変更する場合]
自動再接続定義ファイル名 |
Mpbcmdmn.ini |
|
インストール先 |
Windows NT(R)/Windows(R) 2000/XP/Windows Server(TM) 2003の場合 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpbcmgui\etc |
Windows(R) 98/Meの場合 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpbcmgui\etc |
自動再接続コンソール
初回起動時のノード検出
Systemwalkerコンソール[監視]を初めて起動する場合は、[ノード検出]ダイアログボックスが表示されます。[ノード検出]ダイアログボックスでは、“運用管理サーバが属するサブネット”、または“LAN接続されたネットワーク”上のノードを自動的に検出することができます。ノードの自動検出を行わない場合は、[キャンセル]ボタンをクリックします。
ノード検出の設定項目を以下に示します。
- 検出モード
- 検出対象
- ポーリング(タイムアウト時間、リトライ回数)
- SNMPエージェント(コミュニティ名、バージョン)
なお、接続先の運用管理サーバの運用形態が以下の場合には、ノード検出は実行されません。
- 全体監視サーバ
- 冗長2重化されている場合の従系サーバ
Systemwalkerコンソール[監視]は、監視対象のノードや業務/アプリケーションで発生した異常および稼働状態を監視するためのウィンドウです。また、Systemwalkerコンソールでは、各種操作機能の呼出しやポリシーの定義/配付を行うことができます。
Systemwalkerコンソールの[機能選択]コンボボックスで[監視]を選択するか、[機能]メニューから[機能選択]-[監視]を選択して、Systemwalkerコンソール[監視]を表示します。
インストール直後の場合は、Systemwalkerコンソール[監視]が自動的に表示されます。
Systemwalkerコンソール[編集]は、ツリーを編集したり、監視対象のノードや業務/アプリケーションを追加するためのウィンドウです。また、各オブジェクト間を関係付けることにより、監視時に異常が発生した場合の影響範囲を定義することができます。
Systemwalkerコンソールの[機能選択]コンボボックスで[編集]を選択するか、[機能]メニューから[機能選択]-[編集]を選択して、Systemwalkerコンソール[編集]を表示します。
Systemwalkerコンソールに表示されるメニュー項目の一覧については、“Systemwalkerコンソールのメニュー項目”を参照してください。選択しているツリーによって、利用可能なメニュー項目が異なります。また、DmOperationロールまたはDmReferenceロールに所属するユーザの場合、利用可能なメニュー項目が制限されます。
Systemwalkerコンソールでは、以下のツリーを使用できます。
ノード一覧ツリーとノード管理ツリーの編集方法については、“ノードを管理するための設定を行う”を参照してください。業務管理ツリー、アプリケーションツリー、データベースツリーおよび管理者ツリーの編集方法については、“監視する業務を登録する”を参照してください。
Systemwalkerコンソールのツリーを切り替える場合、注意する事項について説明します。
Systemwalkerコンソールは、ツリー上で選択したフォルダに所属するノード、アプリケーション、業務などのオブジェクトを“マップ形式”または“リスト形式”で表示することができます。各表示形式は、[表示]メニューから[マップの表示]または[リストの表示]を選択して切り替えます。表示形式は一度変更すると、別のツリーやフォルダに移動しても有効です。
“リスト形式”で表示する場合、表示するオブジェクトの種類を絞り込んだり、表示する項目を選択することができます。これらの操作は[リスト表示の設定]ダイアログボックスから行います。[リスト表示の設定]ダイアログボックスは、以下の手順で表示します。
- [表示]メニューから[リストの表示]を選択し、リスト形式に切り替えます。
- [表示]メニューから[表示の設定]を選択し、[リスト表示の設定]ダイアログボックスを表示します。
表示の絞り込みは一度変更すると、別のツリーやフォルダに移動しても有効となっています。
発生した監視イベントが一覧で表示されます。表示される監視イベントの件数は、起動時には最大100件です。その後、監視イベントが発生するたびに、最大で1000件まで表示できます。
番号の古い対処済イベントが監視イベント一覧から消え、新しい監視イベントが表示されます。
番号の古い監視イベントが監視イベント一覧から消え、新しいイベントが表示されます。
イベント監視の条件定義については、“イベント監視の条件を定義する”を参照してください。
[機能]メニューの[Systemwalkerコンソール終了]を選択します。自動再接続を使用していた場合、Systemwalkerコンソールを終了すると自動再接続機能も終了します。
自動再接続ウィンドウの[自動再接続機能の終了]ボタンをクリックすると、自動再接続機能を終了することができます。このとき、Systemwalkerコンソールが起動している場合は、手動でSystemwalkerコンソールを終了させる必要があります。
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