Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 ジョブスケジューラコマンド> 2.2 一般ユーザ向けコマンド

2.2.7 jobschmsgclearコマンド

■記述形式

jobschmsgclear -all [プロジェクト名] [-sys サブシステム番号]  (注)
jobschmsgclear -net [プロジェクト名/]ジョブネット名
          [-sys サブシステム番号]      (注)

注)“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオペランドです。

■機能説明

発生済のメッセージ事象を無効にする場合に使用します。発生済みのメッセージ事象は、ジョブネットが開始されるまで初期化されません。日付が変わったなどで、改めてすべてのメッセージ事象の発生を待ち合わせしたい場合に、jobschmsgclearコマンドを使用し、メッセージ事象発生済みの状態を初期化してください。

■オペランド

◆-all

コマンド起動ユーザの更新できるすべてのプロジェクト内に存在するすべてのジョブネットについて、発生済みのメッセージ事象を無効にします。

◆プロジェクト名

-allと同時に指定することで、指定されたプロジェクト内のすべてのジョブネットについて発生済のメッセージ事象を無効にします。

◆-net

指定したジョブネットについて、発生済みのメッセージ事象を無効にします。

◆プロジェクト名/

発生したメッセージ事象を無効にするジョブネットが存在するプロジェクト名を指定します。なお、jobschmsgclearコマンドの実行ユーザが更新できるプロジェクトのうちジョブネットが登録されているプロジェクトが1つしかない場合は、省略できます。

◆ジョブネット名

メッセージ事象を無効にするジョブネット名を指定します。-netパラメタと一緒に指定します。

[EE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオペランドです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオペランドを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■注意事項

本コマンドによって発生済みのメッセージ事象をクリアしても、[メッセージ事象一覧]ウィンドウでは、発生した日付を表示したままとなります。


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