PowerFX V1.0 FFD-Maker説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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付録C 形式1のファイル定義体の規約版数と機能

C.1 規約版数

定義体規約版数(以降、規約版数という)は、作成したファイル定義体の機能レベルを示しています。FFD-Makerのバージョンによって、使用できるファイル定義体の規約版数が異なります。現在のバージョンでは、V09L01とV10L01を除くV11L01までを扱うことができます。

規約版数は、ファイル定義体を仕様書の形式でテキスト化すると確認できます。

定義体のテキスト化「6.1.1 出力例

付表C.1 形式1のファイル定義体の規約版数と機能

規約版数

機能

V01L01

規約版数V02L01〜V08L01以外の機能

V02L01

レコード定義体が定義されている
日本語定義体名が定義されている
レコード長が1,025バイト以上である
繰返し項目が定義されている
再定義項目が定義されている
浮動小数点項目が定義されている
キー要素項目が5個以上のキーが定義されている
レコード上で不連続領域を占めるキーが定義されている
5個以上のキーが定義されている
257以上の項目が定義されている
編集記号にNまたはYが定義されている
整数項目が定義されている

V03L01

論理ファイルのキー定義数が5〜8個である
動作環境のプログラミング名形式が「日本語又は英数字30文字以内」の状態で定義されている
レコード定義体で複数レコード様式が定義されている
未定義の項目名が存在する
IEEE形式の浮動小数点項目が存在する

V04L01

レコード定義体でレコード長が4,097以上である
3次元の繰返し構造が定義されている

V05L01

レコード定義体で全体桁数が日本語項目で129桁以上である
レコード定義体で全体桁数が英数字項目で257桁以上である
レコード定義体で繰返し数が4,097以上である
レコード定義体で次元数が4以上の繰返しが定義されている
キー要素項目が9個以上のキーが定義されている
キー要素項目に集団項目が指定されている

V06L01

混在項目が定義されている
日本語と英数字が混在の注釈が定義されている
レコード定義体にキーが定義されている

V07L01

キー要素が16以上定義されている
キーが9個以上定義されている
物理ファイル定義体と論理ファイル定義体のレコード長が4,097以上である
全体桁数が、英数字で257桁以上、日本語で129桁以上である

V08L01

BLOB項目が定義されている(注)
SQL運用された資産である

V09L01

SQL運用された資産である
FFD-Makerでは扱えません

V10L01

SQL運用された資産である
FFD-Makerでは扱えません

V11L01

コード系がUNICODEのファイル定義体である

注)BLOB項目が定義された定義体は、当製品では扱えません。


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