PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -

5.7.4 カーソル操作サブルーチン

ASPの機能

ASPのCOBOLシステムサブルーチンの機能は、以下のとおりです。

• 名前

  XBSCCSRP − カーソル操作サブルーチン

• 機能

  カーソル操作サブルーチンは、SX/Gと同一インタフェースのカーソルを操作するCOBOLシステムサブルーチンです。

  • カーソル位置の通知
    READ文直後のカーソル位置を通知します。
    カーソル位置の通知機能を使用するときは、ディスプレイまたは K-Windows IIからの入力処理直後に呼び出す必要があります。
  • カーソル位置の設定
    READ文直前にカーソル位置を設定し、READ文の実行で指定位置にカーソルを位置付けます。
    カーソル位置は、画面(または論理画面)の最上左端を一行目一けた目とした縦位置、横位置をそれぞれバイナリデータ(2進項目データ)で通知または設定します。

代替方法

MeFtの機能で代替します。
画面定義体にカーソル行位置項目とカーソルけた位置項目を定義することで、カーソル位置の通知と設定ができます。

• データ入力後に、この2つの項目にカーソル位置が通知されるため、COBOLで直接参照できます。
• 画面出力前に、この2つの項目にCOBOLから値を直接指定することにより、カーソルを設定できます。

以下のマニュアルを参照してください。

• "MeFt説明書"
• "NetCOBOL for Windows 使用手引書"