PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -

5.7.2 ひらがな変換サブルーチン

ASPの機能

ASPのひらがな変換サブルーチンの機能は、以下のとおりです。

• 名前

  JCVKNAC − ひらがな変換サブルーチン

• 機能

  ひらがな変換サブルーチンは、EBCDICコードのカタカナをJEFコードのひらがなに変換するCOBOLシステムサブルーチンです。

  [図5.5 変換例]

  

代替方法

ひらがな変換処理は、以下の方法で実現できます。

• 方法1

  半角カタカナと全角ひらがなの変換規則を定義したテーブルを持つサブルーチンをCOBOL言語またはC言語で作成します。

• 方法2

  全角カタカナと全角ひらがなの変換規則を定義したテーブルを持つサブルーチンをCOBOL言語またはC言語で作成します。
  半角カタカナをNetCOBOLのNATIONAL関数で全角カタカナに変換し、このサブルーチンに渡します。

• 方法3

  文字列Aと文字列Bを対応付けるCSVファイルを作成します。
  作成したCSVファイルを読み出してメモリに展開し、渡された文字列X中の文字列Aを文字列Bに置き換えるサブルーチンをC言語で作成します。
  CSVファイルには、文字列A(半角カタカナ1文字)と文字列B(全角ひらがな)の対応付けを定義します。