PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) - |
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第5章 COBOLシステムサブルーチン | > 5.3 PFXSBICV(標準コード変換サブルーチン) |
PFXSBICV(標準コード変換サブルーチン)は、富士通標準仕様の標準コード変換機能(iconv)によるコード変換サブルーチンです。
PFXSBICV(標準コード変換サブルーチン)は、ASPのXSBICV(標準コード変換サブルーチン)と同様の機能と呼出し形式である、以下に示す5つの標準コード変換サブルーチン群で構成されています。
PFXSBICVOP、PFXSBICV、PFXSBICVCLを実行するための環境を作成するCOBOLシステムサブルーチンです。
PFXSBICVOP、PFXSBICV、PFXSBICVCLを呼び出す前に一度だけ実行してください。
PFXSBICVITを一度実行することにより、複数の組合せのコード変換を行えます。
PFXSBICVを実行する際に、コード変換の組合せを定義するCOBOLシステムサブルーチンです。
PFXSBICVOP実行前に必ずPFXSBICVITを呼び出してください。
PFXSBICVOPで定義した文字コード系の組合せに従って、以降に呼び出されるPFXSBICVがコード変換処理を行います。ただし、複数の組合せのコード変換を行う場合、その組合せの数だけPFXSBICVOPを呼び出してください。
標準コード変換を行うCOBOLシステムサブルーチンです。
PFXSBICVOPで定義された変換の組合せに従ってコード変換します。
PFXSBICVOPで定義されたコード変換の組合せを解除するCOBOLシステムサブルーチンです。
PFXSBICVOPで定義した組合せによる変換をすべて行った後、呼び出してください。
PFXSBICVOP、PFXSBICV、PFXSBICVCLを実行するための環境を解放するCOBOLシステムサブルーチンです。
PFXSBICVOP、PFXSBICV、PFXSBICVCLを呼び出した後に一度だけ実行してください。
PFXSBICV(標準コード変換サブルーチン)を使用するときの処理の流れを"図5.1 処理の流れ"に示します。
標準コード変換機能(iconv)については、"Interstage Charset Manager"の"使用手引書 標準コード変換機能編"を参照してください。
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