PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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A.4 印刷処理
印刷処理でのCOBOL GとNetCOBOLの相違点と対処方法は、以下のとおりです。
■No.18 データを直接印刷装置に出力
相違点および留意事項
COBOL GとNetCOBOLで、データを直接印刷装置に出力する場合の印刷ファイルの定義方法が異なります。
- [COBOL G]
ASSIGN TO LP-nn[- 名前]
または
ASSIGN TO SP-nn[- 名前]
(注)nnは装置番号を示す。
- [NetCOBOL]
ASSIGN TO PRINTER

- "ASSIGN TO LP-nn-名前"および"ASSIGN TO SP-nn-名前"と記述されたプログラムをNetCOBOLで翻訳した場合、"LP-nn-"および"SP-nn-"は注釈扱いとなります。このプログラムを実行するときには、ファイルの割り当てが必要です。
- NetCOBOLでは、翻訳オプションMODE(CBLG)を指定すると、"LP-nn"および"SP-nn"は"PRINTER"と同等に扱われます。
MODE(CBLG)を指定しない場合、"LP-nn"および"SP-nn"は、JMN1330I-Sの翻訳エラーになります。
対処
"LP-nn"および"SP-nn" の場合、対処不要です(NetCOBOLでは"LP-nn"および"SP-nn"は"PRINTER"と同様に扱われます)。"LP-nn-名前"および”SP-nn-名前"の場合、プログラム修正をする方法と、プログラム修正しない方法があります。
- プログラム修正する場合
プログラム修正する場合は、"LP-nn- 名前"および"SP-nn-名前"を"PRINTER"に変更します。
- プログラム修正しない場合
プログラム修正しない場合は、プログラム実行時にファイル識別名(名前)にプリンタポート名(LP1: など)を割り当てます(ファイルの割り当て方法は通常のファイルと同様です)。
■No.19 出力される文字の大きさの違い
相違点および留意事項
COBOLの印刷処理を使って印刷した場合、ASPとWindows(R)では出力される文字の大きさの違いについて、以下に示します。
- SX/Gでは省略値:10.5ポ
- Windows(R)では省略値:7ポ
対処
CHARACTER TYPE句で文字のサイズ/種類を変更してください。
記述例を以下に示します。
例:

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