PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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5.2.2.6 COBOLソース関連の注意事項(crtcbinfコマンドのCOBOLソース関連の注意事項)
COBOLソースプログラムが、以下のいずれかの条件に該当する場合は解析が正しくできません。
- コンパイルエラーがあるなどCOBOLソースプログラムに誤りがある。
- 正書法が固定形式または可変形式でない。(パラメーターも正しく指定する)
- 解析できない語が存在する。
- 記号定数(SYMBOLIC-CONSTANT句)を使用した定数や、数式を使用した数字定数が存在する。
- COPY命令に対してDISJOINING句が存在すると、COPY登録集に対して、DISJOINING 句、JOINING 句の解釈はされません。
- 行継続を使用している。
- ファイル定義体に、降順指定のキーが存在する。
ファイル管理記述項が、以下のいずれかの条件に該当する場合、対象ファイルと認識できません。
- ファイル識別名にデータ名を指定した(ファイル識別名定数に変更してください)。
- ファイル識別名の先頭文字が英文字ではない。
- 以下の代名が指定されている。
MT/FPD/GS/LP/SP/PRINTERおよび、nn(01〜99)の表示ファイル
ファイル記述項およびレコード記述項が以下のいずれかの条件に該当する場合、正しくデータ記述が解析できないことがあります。
- RECORD句による固定長レコードや可変長レコードの定義を行った場合、実際に生成されるSQL表定義文のレコード形式とアクセス時のレコード形式と異なることがある。
- 複数のレコード定義を行った場合、先頭のレコード定義のデータ記述項のみが有効となる。
- レコード定義内にレコード内遊びバイトが存在する場合、実際に生成されるSQL表定義文のレコード形式とアクセス時のレコード形式と異なることがある。なお、生成されるSQL表定義文は、データ記述項の記述どおりのレコード形式になる。
- 生成されるSQL表定義文は、再定義される側と再定義する側の両方のデータ記述項を記憶域単位に選別して使用していないため、どちらか選択されたデータ記述項が有効となる。再定義される側と再定義する側のデータ記述項の選択の条件を、以下に示す。
- OCCURS句とREDEFINES句の両方を定義した場合は、無条件にその定義を行った再定義する側の記憶域のデータ記述項
- 再定義される側と再定義する側のうち、記憶域の大きいデータ記述項
- 記憶域の大きさが同じ場合、定義数が多い細分化されたデータ記述項
- 記憶域の大きさと定義数が同じ場合、先に定義した再定義される側のデータ記述項
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