PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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5.2.2.7 作成されるファイルの注意事項
作成されるファイルに関連する注意事項を以下に示します。
- 生成資産の出力先に同名のファイルが存在する場合は上書きされます。
- crtcbinfコマンド実行時にファイルの書込みなどのシステムエラーが起きた場合、生成資産の出力先に不完全なファイルが残る場合があります。
- PowerRDBconnectorではファイル識別子は一意でなければならないため、必要に応じてCOBOLソース内のSELECT句や、SQL表定義文を修正してください。
- PowerRDBconnectorでは、対象データベースの列名により、対応するCOBOLデータ型にあわせた処理を行っています。COBOLソース内のデータ定義の属性と順序が、データベースの列名と順序に一致していればよく、COBOLソース内に記述したデータ名と列名を一致させる必要はありません。
- crtcbinfコマンドは、COBOLソースからSQL表定義文を作成します。データベースを移行する場合は、以下に注意して、COBOLソースが、どのRDBファイルにアクセスし、どのCOBOLソースで共用されているか、CLソースやASP上のRDBファイルの関連を調査した上で、SQL表定義文を修正してください。
- 同じファイルを異なる名前で複数のCOBOLソースに記述していた場合、同じファイルであるにもかかわらず、別のSQL表定義文が作成されます。
- 異なる2つのファイルを、異なるCOBOLソース内で同じファイル名として記述していた場合には、1つしかSQL表定義文は作成されません。
- 論理ファイルをアクセスするCOBOLソースの場合、SQL表定義文は、論理ファイルの項目定義に対応したテーブル定義が行われます。
関連した物理ファイルに対応したテーブル定義を行う場合、テーブルとビュー表の定義を、Gパラメーターを指定し作成後、作成されたテーブル定義文を、物理ファイルにあわせて修正してください。
- 複数のCOBOLソースで1つのRDBファイルをアクセスしている場合、SQL表定義を1つ作成し、COBOL初期化ファイルに、COBOLソース内で記述しているファイル名と、データベースに作成するファイル名の対応を、COBOLソースに対応して記述してください。
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