Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
|
目次
索引
|
2.1.2 CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイは、CORBAクライアントアプリケーションとRPC方式のサーバアプリケーション(Webサービス)を連携します。
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイはJavaVM上で動作するCORBAサーバアプリケーションで、以下の3つで構成されています。
- CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ
CORBAサーバアプリケーションとして動作します。
- データ変換サーバント(ゲートウェイ機能)
RPC方式のサーバアプリケーション(RPCサーバアプリケーション)とCORBAクライアントアプリケーションを連携します。
データ変換サーバントは、IDL定義をIDLcコマンドでコンパイルすることでインタフェース宣言ごとに自動生成されます。
CORBAクライアントアプリケーションとRPCサーバアプリケーションが連携するためには、データ変換サーバントを、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ操作コマンドを使用してCORBA/SOAPクライアントゲートウェイに登録する必要があります。
- CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ操作コマンド
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイの起動と停止、およびCORBA/SOAPクライアントゲートウェイへのデータ変換サーバントの登録、削除、および登録内容の表示を行うコマンド群です。
- soapgwstartclgw:CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを起動します。
- soapgwaddclgw:データ変換サーバントをCORBA/SOAPクライアントゲートウェイに登録します。
- soapgwdelclgw:データ変換サーバントをCORBA/SOAPクライアントゲートウェイから削除します。
- soapgwlistclgw:CORBA/SOAPクライアントゲートウェイに登録されているデータ変換サーバントの情報を表示します。
- soapgwstopclgw:CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを停止します。
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ操作コマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005