Apcoordinator ユーザーズガイド
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第7部 携帯端末対応アプリケーションの開発> 第39章 ブラウザアプリケーションの開発> 39.4 ブラウザアプリケーションのカスタマイズ

39.4.7 イベント処理を記述する

ブラウザアプリケーションはパネルやコンポーネントから届くイベントを契機に各種機能を実行しています。

イベントの種類ブラウザアプリケーションが実行する機能
キーが押されたなし
キーが離されたアクセスキー処理
ソフトキーが押されたなし
ソフトキーが離されたデータチェック/画面遷移/アプリケーション終了
コンポーネントが操作されたデータチェック/画面遷移/サーバアクセス/アプリケーション終了

独自のイベント処理はブラウザアプリケーションクラスのメソッドをオーバライドして記述します。

イベントの種類オーバライドするメソッド
キーが押されたpublic void keyPressed(Panel panel,int key)
キーが離されたpublic void keyReleased(Panel panel,int key)
ソフトキーが押されたpublic void softKeyPressed(int softKey)
ソフトキーが離されたpublic void softKeyReleased(int softKey)
コンポーネントが操作されたpublic void componentAction(Component source,int type,int param)

import com.nttdocomo.ui.*;

public class MyBrowser extends IF {
  public void componentAction(Component source,int type,int param) {
    if( source == item("BrowseList") ) {
      // BrowseListボタンが押された場合、Preferenceリストボックスの
      // 選択状態にしたがって適切な画面を表示します。
      ListBox lb = (ListBox)item("Preference");
      if( lb.getSelectedIndex() == 0 ) {
        show("MovieList");
      }
      else {
        show("BookList");
      }
    }
    else {
      // ブラウザアプリケーション本体の処理を呼び出します。
      super.componentAction(source,type,param);
    }
  }
}


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