Apcoordinator ユーザーズガイド |
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第7部 携帯端末対応アプリケーションの開発 | > 第39章 ブラウザアプリケーションの開発 | > 39.4 ブラウザアプリケーションのカスタマイズ |
Canvasクラスを継承したクラスを作成して、既存のユーザインタフェース部品だけでは実現できない表現力豊かな画面を作成することができます。作成した画面は次の手順で表示します。
ブラウザアプリケーションクラスのshowメソッドをオーバライドします。
protected void show(String name)
showメソッドは、別画面へ遷移する機能が割り当てられているソフトキーやボタンが押された時に呼び出されるメソッドです。
showメソッドのnameパラメタの内容が自作Canvas画面を識別する文字列であれば、自作Canvas画面のオブジェクトを作成してDisplay.setCurrentメソッドを呼び出します。
自作Canvas画面から次の画面に移るには、任意のタイミングで次に表示する画面名を指定してshowメソッドを呼び出します。入出力ページを作成する際にwf:frameタグのnextPage属性に次に表示する画面名を指定した場合は、nextメソッドを利用して次に表示する画面名を獲得できます。
import com.nttdocomo.ui.*; public class MyBrowser extends IF { protected void show(String name) { if( name.equals("MyCanvas") ) { // MyCanvasクラスのオブジェクトを作成します。 // MyCanvasクラスはCanvasクラスを継承したクラスです。 MyCanvas myCanvas = new MyCanvas(); // 作成したオブジェクトを表示します。 Display.setCurrent(myCanvas); // 10秒後に次の画面を表示します。 new Thread() { public void run() { try { sleep(10000); } catch(InterruptedException e) { } // 次の画面を表示するため、showメソッドを呼び出します。 show(next("MyCanvas")); } }.start(); } else { // ブラウザアプリケーション本体の処理を呼び出します。 super.show(name); } } }
自作Canvas画面はブラウザアプリケーションと同じjarファイルに格納して携帯電話にダウンロードします。
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