Apcoordinator ユーザーズガイド
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第7部 携帯端末対応アプリケーションの開発> 第36章 概要

36.1 携帯端末対応アプリケーションとは

携帯端末対応アプリケーションとは、株式会社NTTドコモのJava搭載iモード携帯電話(以降ではiアプリ対応携帯電話と記述します)やiモード携帯電話(以降ではiモード対応携帯電話と記述します)から実行するApcoordinatorアプリケーションです。

■WEBブラウザから実行するApcoordinatorアプリケーションとの違い

Apcoordinatorではアプリケーションの画面に関する情報を入出力ページに記述します。通常入出力ページはPC上のWEBブラウザで表示されることが前提になっています。一方iアプリ対応携帯電話やiモード対応携帯電話などの携帯端末は、PCと比較すると携帯性が非常に高い反面、表示能力や処理能力が劣ってしまいます。携帯端末対応アプリケーションではこのような携帯端末からもアプリケーションが効率よく操作できるように、携帯端末専用の入出力ページを利用します。

従来のアプリと携帯端末対応アプリ

■携帯端末対応アプリケーション向けに提供する機能

Apcoordinatorでは携帯端末対応アプリケーション向けに以下の機能を提供します。
・実行制御機能
携帯端末の差異を吸収し、アプリケーションに統一した実行モデルを提供します。
・携帯端末用画面部品タグ
ボタンやテキストフィールドといった携帯端末に対応した画面部品タグを提供します。
・ブラウザアプリケーション
iアプリ対応携帯電話上で動作するブラウザアプリケーションを提供します。
注意
ブラウザアプリケーションは、F503i/F503iS/P503i/P503iSのみに対応しています。


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