Apcoordinator ユーザーズガイド
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第3部 Webアプリケーションの開発> 第22章 Apworksを使ったWebアプリケーションの開発> 22.2 コンポーネントデザイナの場合

22.2.2 ウィザードで生成したファイルの編集

Apworksのウィザードを使用して作成したデータBean、ビジネスクラス、入出力ページのソースには、ウィザード情報が追加されます。 これらのソースを編集する場合は、ウィザード情報を直接書き換えないようにするため、以下の方法で行なってください。

■データBeanの編集

ウィザードが生成したデータBeanのソースの例を示します。
 
public class BodyBean extends com.fujitsu.uji.DataBean
{
(A)
    //{{UJIWIZ_GENERATE(DATADEF)
    //@@UJI-Wizard Information(Bean)
    //@@項目1,item1,String
    //}}UJIWIZ_GENERATE
(B)
    //{{UJIWIZ_GENERATE(DATA)
    protected String item1;
    //}}UJIWIZ_GENERATE
(C)
    //{{UJIWIZ_GENERATE(GETSET)
    public String getItem1() {
        return item1;
    }
    public void setItem1(String item1) {
        this.item1 = item1;
    }
    //}}UJIWIZ_GENERATE
(D)
 
 
 
}
(A)はデータBeanのプロパティ情報、 (B)はデータBeanのプロパティ定義ブロック、 (C)はget/setメソッドブロックです。 いずれも、Apworksによって管理されます。
・データBeanのプロパティを追加する場合
データBeanの新規作成ウィザードを使用してください。 ウィザードでBean参照ボタンを押して、既存のデータBeanを選択します。 追加ボタンでプロパティを追加した後に完了ボタンを押し、上書き保存を選択します。 既存のプロパティ、変数、メソッドを保存したまま、新たにプロパティが追加されます。
・getメソッド、setメソッド以外のメソッドやデータBeanのプロパティ以外の変数を追加する場合
上記リストの(D)で示した範囲に追加してください。

■ビジネスクラスの編集

ウィザードが生成したビジネスクラスのソースの例を示します。
 
public class SampleHandler extends com.fujitsu.uji.GenericHandler
{
(A)
    //{{UJIWIZ_GENERATE(METHODDEF)
    //@@UJI-Wizard Information(Class)
    //@@sample.BodyBean,加算,add
    //}}UJIWIZ_GENERATE
(B)
    public SampleHandler() {
        // 以下に初期化する手続きを記述してください。
    }

    public boolean init() {
        // セションスコープとする場合はtrue、
        // しない場合はfalseを返します。
        return true;
    }
(C)
    //{{UJIWIZ_GENERATE(METHOD)
    public void add(DispatchContext context, sample.BodyBean dataBean) {
        // 「加算」の処理を記述します。
        // 例 :
        //    // 次画面用のBeanを生成し、データを設定します。
        //    YYYBean bean = new YYYBean();
        //    bean.setZZZ(...);
        //    // 表示に使うBeanに表示モードを設定します。
        //    bean.setVerb("mode2");
        //    // 各画面領域対してBeanを設定します。
        //    context.setResponseBean("body", bean);
        
    }
    //}}UJIWIZ_GENERATE
(D)
 
 
 
}
(A)はメソッド定義情報、(C)はメソッドブロックで、どちらもApworksによって管理されます。
・コマンドに関連付けるメソッドを追加する場合
ビジネスクラスの新規作成ウィザードを使用してください。 ウィザードでクラス参照ボタンを押して、既存のビジネスクラスを選択します。 追加ボタンでコマンドやメソッド名を追加した後に完了ボタンを押し、上書き保存を選択します。 既存の変数、メソッドを保存したまま、新たにメソッドが追加されます。
・コマンド以外のメソッドを追加する場合や、変数を追加する場合
上記リストの(B), (D)で示した範囲に追加してください。

■入出力ページの編集

ウィザードが生成した入出力ページのソースの例を示します。
 
<%@ page contentType="text/html; charset=shift_jis" %>
<%@ taglib uri="uji-taglib" prefix="uji" %>
<uji:useBean id="body" cls="sample.BodyBean" request="true" />
<form method="post">
  <input type="hidden" name="uji.verbs" value="加算" >
  <input type="hidden" name="uji.id" value="body" >
  <input type="hidden" name="uji.bean" value="sample.BodyBean">
(A)
  <%-- {{UJIWIZ_GENERATE(ITEM) --%>
  <br>項目1
  <input name="item1" value="<uji:getProperty bean='body' property='item1' />">
  <br>
  <%-- }}UJIWIZ_GENERATE --%>
 
(B)
  <%-- {{UJIWIZ_GENERATE(SUBMIT) --%>
  <input type="submit" name="加算" value="加算" >
  <%-- }}UJIWIZ_GENERATE --%>
 
 
</form>
(A)は項目定義情報、(B)はコマンド情報で、どちらもApworksによって管理されます。

入出力ページを編集する際は、以下のようにしてください。


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