Apcoordinator ユーザーズガイド
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第3部 Webアプリケーションの開発> 第14章 Webcoordinatorアプリケーションの骨格

14.1 Webcoordinatorの動作

Webアプリケーションは、クライアントのWebブラウザからHTTPリクエストを受け取り、処理の結果をHTMLとして返却することで動作します。サーブレットはこれをJavaアプリケーションで作成します。JSPは画面記述ですが、JSPエンジンによってHTMLを出力するサーブレットが生成されています。
webアプリケーションの動作概要
Webcoordinatorでは、受信したHTTPリクエストをデータBeanに変換します。Apcoordinatorコアにビジネスクラスが呼び出され、データBeanが渡されます。ビジネスクラスはデータBeanに対する処理を実行し、実行結果を次のデータBeanとしてWebcoordinatorに設定します。Webcoordinatorは設定されたデータBeanに対応する入出力ページより画面を構成し、HTMLとしてクライアントに送信します。
webcoordinatorの動作概要
この処理を繰り返すわけですが、アプリケーションの画面遷移のみに着目すると、次のように見ることができます。
アプリケーションの画面遷移
画面での入力はデータBeanとして受け取ることができます。ビジネスクラスはデータBeanを入力し、次のデータBeanを出力します。データBeanは入出力ページを組み合わせることで画面に変換され、再び入力を繰り返します。
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