Apcoordinator ユーザーズガイド
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第2部 Apcoordinatorコアの機能> 第6章 リモート共通インタフェース

6.1 概要

リモート共通インタフェースの概要を次に示します。

リモート共通インタフェース

リモート共通インタフェースは以下の手順で使用します。

  1. 呼び出すセションBeanまたはSOAPサーバアプリケーションに名前を付ける。
  2. リモートマップを作成し、名前と呼び出されるセションBeanまたはSOAPサーバアプリケーションとの対応を記述する。
  3. 名前を指定してCallFactoryインタフェースからCallインタフェースを取得する。
  4. Callインタフェースを使い、データBeanとコマンド名を引数としてセションBeanまたはSOAPサーバアプリケーションを呼び出す。

ビジネスクラスからリモート共通インタフェースを使ってセションBeanまたはSOAPサーバアプリケーションを呼び出す例を示します。


public Object doSomething(DispatchContext context, DataBean dataBean){
  CallFactory factory = context.getCallFactory();
  Call call = factory.createCall("MySessionBean");        // 呼び出すアプリケーションを指定
  ResponseBean response = (ResponseBean)call.invoke(dataBean,"update"); // 送信するデータとコマンド名を指定して呼び出し
  ...
}

以降の節で、リモートマップの記述方法、CallFactoryインタフェースとCallインタフェースの使用方法を説明します。


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