Apcoordinator ユーザーズガイド
|
目次
|
4.6.3 JSPからの文字列の参照
Webアプリケーションにおいて、リソースファイルで定義した単一文字列を画面に表示するには、JSPでuji:resourceTextタグを以下のように使用します。
<uji:resourceText id="target"/>
|
idアトリビュートには、リソースファイルで定義した単一文字列のIDを指定します。文字列がHTMLの特殊文字 <, >, ",
& を含んでいる場合は、それぞれ<, >, ", &
に変換されて出力されます。変換が不要な場合はuji:resourceTextタグのescapeアトリビュートにfalseを指定してください。以下は例です。
- ・文字列「R&Dセンタ」を定義して画面に表示させる例
-
リソースファイルで「R&Dセンタ」という単一文字列を定義します。
XMLの規約により、定義する文字列に<, >, ", & を含めたい場合は、それぞれ <, >, ", & に置き換えて記述します。
<text id="office12">R&Dセンタ</text>
|
uji:resourceTextタグのescapeアトリビュートは省略します。HTMLには次のように出力されます。
画面には「R&Dセンタ」と表示されます。
- ・HTMLタグが混在した文字列「<B>注意</B>」を定義して画面に表示させる例
-
リソースファイルで「<B>注意</B>」という単一文字列を定義します。
XMLの規約により、定義する文字列に<, >, ", & を含めたい場合は、それぞれ <, >, ", & に置き換えて記述します。
<text id="caution"><B>注意</B></text>
|
uji:resourceTextタグにescape="false"を指定します。HTMLには次のように出力されます。
HTMLのBタグの効果により、画面には太字で「注意」と表示されます。
HTTPのリクエストヘッダにAccept-Languageヘッダが存在する場合、UjiResourceクラスを使用した場合と同様にAccept-Languageヘッダで指定されたロケールに対応するリソースファイルが使用されます。詳細は
UjiResourceクラスからの取得を参照してください。
All Rights Reserved, Copyright © 富士通株式会社 2000-2005