Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド |
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付録C マルチシステムでのメンテナンス(資源のバックアップ) | > C.2 マルチシステムでのバックアップ・リストア手順 |
マルチシステムにおけるコンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップ・リストアの手順について、デフォルトシステムと拡張システムの違いを説明します。
拡張システムに対して、基本的な操作手順に違いはありませんが、バックアップコマンド(tdbackupsys)・リストアコマンド(tdrestoresys)を実行する際には、以下の方法で拡張システム名を指定する必要があります。
バックアップコマンド(tdbackupsys)・リストアコマンド(tdrestoresys)の-Mオプションで拡張システム名を指定します。
環境変数“IS_SYSTEM”で拡張システム名を指定します。
なお、両方が指定されている場合には、1)の方法が有効になります。
また、上記の方法で拡張システム名を指定した場合、バックアップ・リストアが行われるコンポーネントトランザクションサービスの資源ファイルは、以下のファイルが対象となります。
コンポーネントトランザクションサービスのシステム環境定義 セットアップ情報 ユーザ作成APM |
(注)
本ディレクトリは、Interstage動作環境定義の“TD path for system”の設定内容により可変となります。
以下にバックアップ・リストア手順の例を示します。
拡張システム(system1)のバックアップおよびリストアを行う場合(バックアップ資源格納パス:/backup)。
tdbackupsysコマンドを実行して、コンポーネントトランザクションサービス資源ファイルをバックアップします。
tdbackupsys -M system1 /backup |
tdrestoresysコマンドを実行して、コンポーネントトランザクションサービス資源ファイルをリストアします。
tdrestoresys -M system1 /backup |
バックアップ・リストア手順の詳細については、“Interstage運用ガイド”の“資源のバックアップとリストア”を参照してください。
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