Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド |
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第3章 マルチシステム機能の運用 | > 3.3 サービスごとの運用 |
Interstage運用操作ツールは、拡張システムでも利用することができます。
以下に、Interstage運用操作ツールの拡張システムでの運用方法について説明します。
Interstage運用操作ツールコマンドで“-M 拡張システム名”を指定するか、環境変数“IS_SYSTEM”に拡張システム名を設定してコマンドを実施します。
これにより、拡張システムのInterstage運用操作ツールに対して運用を行うことができます。
Interstage運用操作ツールコマンドの詳細(-Mアプションの有無など)については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
Interstage運用操作ツールは、各システム単位に存在し、各システム単位に起動することが可能です。Interstage運用操作ツールは、isstartoptoolコマンドで起動します。
拡張システム用のInterstage運用操作ツールを起動する場合は、“-M システム名”を指定するかまたは、環境変数“IS_SYSTEM”にシステム名を指定してisstartoptoolコマンドを実行することにより起動します。両方が指定された場合は、-Mオプションの指定値が有効となります。
isstartoptoolコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
Interstage運用操作ツールでマルチシステム機能を利用する場合は、ログオンを行う際に、ユーザ名、パスワードを指定し、その入力フィールドの下にあるシステム名のリストボックスからシステム名を選択してログオンを行います。
ログオン画面でシステム名を選択してログオンボタンを押下することによりログオンする対象のシステムを指定することができます。
ただし、拡張システムが定義されていない場合は、リストボックスによる選択はできず、デフォルトシステムへのログオンとなります。
1つの操作端末上で、複数のシステムに対してInterstage運用操作ツールを利用する場合は、複数のWebブラウザを起動してInterstage運用操作ツールにログオンします。
起動したWebブラウザのアドレスに、Interstage運用操作ツールのログオン画面のURLを指定してログオンページを開くことによりInterstage運用操作ツールのログオンページを表示させてログオンすることが可能です。
Interstage運用操作ツールで使用するWebサーバ(Interstage HTTP Server)は、複数システムで共用しているため複数のシステムのInterstage運用操作ツールにログオンするためのページを開くURLは変更する必要はありません。
Interstage運用操作ツールの環境定義ファイルは、システム単位に存在します。以下にその場所を示します。
環境定義ファイルの詳細については、“Interstage運用ガイド”の“Interstage運用操作ツール環境のカストマイズ”を参照してください。
マルチシステム機能を使用して、環境定義ファイルをシステムごとにカストマイズすることは可能ですが、Interstage運用操作ツールで使用するWebサーバ(Interstage HTTP Server)は1サーバ内で1つです。このため、Webサーバ(Interstage HTTP Server)の環境定義のカストマイズはシステムごとに行うことはできません。
Interstage運用操作ツールのエラーログファイルは、システム単位に存在します。以下にその場所を示します。
エラーログファイルの詳細については、“Interstage運用ガイド”を参照してください。
なお、errlogおよびerrog_cgiのエラー情報は、一定量を超えると以下のファイルにバックアップされます。
Interstage運用操作ツールのオペレーションログファイルは、システム単位に存在します。
以下にその場所を示します。
オペレーションログファイルの詳細については、“Interstage運用ガイド”を参照してください。
なお、oplogの情報は、一定量を超えると以下のファイルにバックアップされます。
Interstage運用操作ツールのセットアップログファイルは、システム単位に存在します。
以下にその場所を示します。
セットアップログの詳細については、“Interstage運用ガイド”を参照してください。
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