Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
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第3章 マルチシステム機能の運用> 3.3 サービスごとの運用> 3.3.3 コンポーネントトランザクションサービス

3.3.3.4 ワークユニット定義の共用についての注意事項

 ワークユニット定義は、各システム間で共用することも可能です。ただし、実際のサーバアプリケーションの配置を同一にすると、片方のシステムで業務を運用している場合に、もう片方のサーバアプリケーションの修正などを行うことができません。
 運用中のサーバアプリケーションの削除、変更を行うと運用中の業務のプロセスが異常終了します。
 このため、両方のシステムを同時に運用するような形態のシステム構成を採る場合以外は、ワークユニット定義のアプリケーションの格納ディレクトリを示す、ステートメントを変更する必要があります。
 この場合、事前にアプリケーションを格納するディレクトリをシステム単位に分割しておくことを推奨します。


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