Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
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第2章 設計> 2.4 アプリケーションのシステムへの配置

2.4.3 Interstage SOAPサービス

 ここではInterstage SOAPサービスのアプリケーションを拡張システムに配置する方法について説明します。

■CORBA/SOAPサーバゲートウェイの場合

 CORBA/SOAPサーバゲートウェイを拡張システム上で動作させるには、Servletサービスのコンテナ起動コマンドのオプション-Mで拡張システム名を指定して起動します。

 これにより、CORBA/SOAPサーバゲートウェイを拡張システム上で動作させることができます。

■CORBA/SOAPクライアントゲートウェイの場合

 CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを拡張システム上で動作させるには、同じ拡張システム名でCORBAサービスを起動している必要があります。
 CORBAサービスの拡張システム運用に関しては“CORBAサービス”を参照してください。
 これにより、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイの運用コマンドに-Mオプションを指定、または環境変数"IS_SYSTEM"を設定して拡張システム上で動作させることができます。

 soapgwstartclgw -M 拡張システム名

 またJavaサーバアプリケーション/クライアントには、javaコマンドの実行時にプロパティを指定して起動します。

 java -Dcom.fujitsu.interstage.isas.SystemName=システム名

 上記手順を実施することにより、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを拡張システム上で動作させることができます。


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