Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
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第2章 設計> 2.2 各サービスの設計

2.2.7 Interstage運用操作ツールの設計

■Interstage運用操作ツール用のWebサーバ(Interstage HTTP Server)について

 マルチシステム機能を使用する場合、Interstage運用操作ツール用のWebサーバ(Interstage HTTP Server)は、システム単位に1つ起動します。
 概要を以下の図に示します。

■クライアント側タイムアウトの設計について

 Interstage運用操作ツールの設計項目は、クライアント側タイムアウト時間のカストマイズを行います。本カストマイズは、システムごとに行うことができます。
 下記ファイルをエディタで開きます。

 /var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVisgui/etc/config

 “Client timer:数字”(注1)と記述されている行の“数字”の箇所を、任意のタイムアウト監視時間に書き換え、ファイルを保存します。0〜86400秒が記述可能です。0が設定された場合にはタイムアウト時間の監視を行いません。デフォルトでは0が設定されます。

 Interstage運用操作ツールを再起動します。

 (注1) :“Client timer:数字”の‘:(コロン)’の前後には、空白を記述できません。
 Interstage運用操作ツールの運用については、“Interstage運用操作ツール”を参照してください。


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