Interstage Application Server 移行ガイド
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第1章 旧バージョン・レベルからの変更> 1.2 旧バージョン・レベルのユーザ資源の互換

1.2.12 コンポーネントトランザクションサービスの資源

 コンポーネントトランザクションサービスは、以下の製品で利用可能です。

1) 環境定義ファイル

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

V1.x

V2.x

V3.x

V4.x

V5.x

V6.0

V7.0

 [○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。 −:定義が存在しない。]

 環境定義ファイルは移行の必要はありません。
 isgendefコマンド、isregistdefコマンド、isinitコマンドで環境設定してください。

2) ワークユニット定義ファイル

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

V1.x

*1

V2.x

*1

V3.x

*1

V4.x

V5.x

V6.0

V7.0

 [○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。 −:定義が存在しない。]

 ワークユニットの定義ファイルを新システムに移動してください。
 その後、isaddwudefコマンド、またはtdadddefコマンドにより、ワークユニットを登録してください。

 *1:データベース連携サービスを利用する場合、V3.x以前のバージョンで使用していたワークユニット定義はそのままでは使用することができません。移行方法については、“データベース連携サービスの移行方法”で説明しています。

3) ユーザデータ(スケルトンおよびユーザアプリケーションなど)

旧バージョン・レベル

本バージョン・レベルでの使用可否

V1.x

*1, *2

V2.x

*2

V3.x

*2

V4.x

*2

V5.x

*2

V6.0

*2

V7.0

 [○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。 −:定義が存在しない。]

 *1:スケルトン論理の変更によりV1.0L10で作成したスケルトンはV1.0L20以降では使用できません。

 *2:Windows(R)用のC/C++ユーザアプリケーションは、V7.0L10以降ではバイナリ互換がありません。これは、CORBAサービスが提供しているライブラリのコンパイルオプションが変更されたためです。そのため、ユーザアプリケーションを移行する場合にはユーザアプリケーションのコンパイルオプションも変更してアプリケーションを再ビルドする必要があります。詳細については、“Windowsアプリケーションのコンパイルオプション変更について”を参照してください。


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