Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
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第2章 C++言語インタフェース> 2.12 POA関連インタフェース> 2.12.3 POAインタフェース

2.12.3.16 PortableServer::POA::activate_object_with_id()

名前

 PortableServer::POA::activate_object_with_id

形式

 void  activate_object_with_id(
                const PortableServer::ObjectId&  id,
                PortableServer::Servant          p_servant,
                CORBA::Environment& = CORBA::Environment() )
                throw( CORBA::Exception );

機能説明

 oidパラメタで指定したオブジェクトIDとp_servantパラメタで指定したServantの関連付けを、対象のPOAのアクティブオブジェクトマップ(AOM)に格納します。対象のPOAには、RETAINポリシが設定されている必要があります。

パラメタ

 oid
 AOMに登録するオブジェクトID。
 p_servant
 oidと関連付け、AOMに登録するServantオブジェクト。

復帰値

 正常終了した場合は、ありません。
 異常終了した場合は、以下の例外が発生します。

 PortableServer::POA::ObjectAlreadyActive
 対象のPOAにおいて、oidパラメタで指定されるCORBAオブジェクトがすでにアクティブです。
 PortableServer::POA::ServantAlreadyActive
 POAにUNIQUE_IDポリシが設定されており、かつ、p_servantパラメタで指定したServantがすでにアクティブオブジェクトマップ(AOM)に存在します。
 PortableServer::POA::WrongPolicy
 対象のPOAにRETAINポリシが設定されていません。
 CORBA::SystemException
 その他の要因。

 システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。


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