Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
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第2章 C++言語インタフェース> 2.12 POA関連インタフェース> 2.12.3 POAインタフェース

2.12.3.15 PortableServer::POA::activate_object()

名前

 PortableServer::POA::activate_object

形式

 PortableServer::ObjectId*  activate_object(
                PortableServer::Servant  p_servant,
                CORBA::Environment& = CORBA::Environment() )
                throw( CORBA::Exception );

機能説明

 オブジェクトIDを生成し、さらにそのオブジェクトIDと指定したServantを対象のPOAのアクティブオブジェクトマップ(AOM)に格納します。復帰値としてオブジェクトIDが返されます。対象のPOAには、SYSTEM_IDポリシとRETAINポリシが設定されている必要があります。

パラメタ

 p_servant
 AOMに登録するServantオブジェクト。

復帰値

 正常終了した場合は、登録したServantに対するオブジェクトIDが返されます。
 異常終了した場合は、以下の例外が発生します。

 PortableServer::POA::ServantAlreadyActive
 POAにUNIQUE_IDポリシが設定されており、かつ、p_servantパラメタで指定したServantがすでにAOMに存在します。
 PortableServer::POA::WrongPolicy
 対象のPOAにSYSTEM_IDポリシとRETAINポリシが設定されていません。
 CORBA::SystemException
 その他の要因。

 システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。


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