Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
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第2章 C++言語インタフェース> 2.12 POA関連インタフェース> 2.12.3 POAインタフェース

2.12.3.17 PortableServer::POA::deactivate_object()

名前

 PortableServer::POA::deactivate_object

形式

 void  deactivate_object(
                const PortableServer::ObjectId&  oid,
                CORBA::Environment& = CORBA::Environment() )
                throw( CORBA::Exception );

機能説明

 oidパラメタで指定されたオブジェクトIDとServantとの関連付けを、対象のPOAのアクティブオブジェクトマップ(AOM)から削除します。対象のPOAにServantManagerが関連付けられている場合は、PortableServer::ServantLocator::etherealize()メソッドが、oidとServantを引数として起動されます。対象のPOAには、RETAINポリシが設定されている必要があります。

パラメタ

 oid
 AOMから取り除くオブジェクトID。

復帰値

 正常終了した場合は、ありません。
 異常終了した場合は、以下の例外が発生します。

 PortableServer::POA::ObjectNotActive
 指定したオブジェクトIDに関連付けられた、アクティブなオブジェクトが存在しません。
 PortableServer::POA::WrongPolicy
 対象のPOAにRETAINポリシが設定されていません。
 CORBA::SystemException
 その他の要因。

 システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。


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