Interstage Application Server リファレンスマニュアル（コマンド編）

A.1 CosNaming_s

名前

　CosNaming_s　−　ネーミングサービスの起動

形式

　CosNaming_s [-M system]

機能説明

　CosNaming_sコマンドは、ネーミングサービスを開始するためのコマンドです。OD_or_admコマンドで登録されたオブジェクトリファレンスを管理し、アプリケーションからのオブジェクトリファレンスの問合せに対してアプリケーションのオブジェクトリファレンスを返却します。

　以下に、本コマンドのオプションと引数を説明します。

-M system

　拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
　本オプションは、以下の製品で指定可能です。
　−　Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

• 本コマンドは、Solaris OEシステムおよびLinuxシステムでのサービス起動用コマンドです。
  Windows(R) 2000の場合は、サービス画面([コントロールパネル]−[サービス]または[コントロールパネル]−[管理ツール]−[サービス])から以下のサービスを選択して操作してください。
  　ネーミングサービス : "Naming Service"サービス

• 本コマンドは、管理者権限で実行する必要があります。
• 日本語名を使用する場合は、環境変数OD_CODE_SETにodadminで指定したコード系を設定してください。

使用例

　CosNaming_s &