Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第11部 保守編> 第30章 保守情報採取コマンド

30.17 odstartsnap

名前

 odstartsnap − スナップ情報の採取開始

形式

 odstartsnap [-i ImplID] ... [-p pid] ... [-M system]

機能説明

 odstartsnapコマンドは、スナップ情報の採取を開始します。
 スナップ情報は、本コマンドにより共有メモリ上に採取されます。スナップ情報の出力は、odformsnapコマンドで行います。
 本コマンドでオプションを指定しない場合、すべてのCORBAアプリケーションのスナップ情報の採取を行います。オプションを指定した場合、指定されたプロセスIDまたはインプリメンテーションリポジトリIDのスナップ情報の採取を行います。
 なお、スナップ情報の詳細については、“トラブルシューティング集”の“障害調査資料の採取”に記載されている“CORBAサービスのスナップショットの採取”を参照してください。

 本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。

-i ImplID

 ImplIDで指定されたインプリメンテーションリポジトリIDに対応するプロセスのスナップ情報の採取を開始します。

-p pid

 pidで指定されたプロセスIDに対応するプロセスのスナップ情報の採取を開始します。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

 odstartsnap
 odstartsnap -p 203
 odstartsnap -i IDL:test1/intf1:1.0 -p 507


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