Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
目次 索引 前ページ次ページ

第11部 保守編> 第30章 保守情報採取コマンド

30.2 eslogdump

名前

 eslogdump − イベントサービスのトレース情報の出力

形式

 eslogdump [-b file] [-M system]

機能説明

 eslogdumpコマンドは、メモリ上に採取されたトレース情報をトレース情報ファイル(バイナリファイル)に出力します。
 トレース情報ファイルは、以下の格納場所に出力されます。

格納パス (インストールパスはデフォルト)

 C:\Interstage\eswin\var\ESLOGXXX(XXX:3桁の10進数の数値)

格納パス (インストールパスはデフォルト)

 /var/opt/FJSVes/ESLOGXXX(XXX:3桁の10進数の数値)

 トレース情報ファイルの最大数は、traceconfigファイルで指定することができます。トレース情報ファイルの最大数まで存在している場合は、古いファイルから上書きされます。
 traceconfigファイルについては、“チューニングガイド”の“イベントサービスの動作環境ファイル”を参照してください。

-b file

 fileで指定されたトレースファイル(バイナリファイル)をテキスト形式へ変換します。
 テキスト形式のファイルは、トレースファイルが格納されていた場所に、ESLOGXXX.txtという名前で出力されます。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

 本コマンドは、管理者権限で実行してください。

使用例

eslogdump
eslogdump  -b  C:\Interstage\eswin\var\ESLOG001

eslogdump
eslogdump  -b  /var/opt/FJSVes/ESLOG001

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005