Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第2部 OLTPシステム運用編 | > 第13章 ディレクトリサービス連携設定コマンド |
tdsetauthmanager − コンポーネントトランザクションサービスのアクセス制御で使用するInfoDirectoryのエントリ管理者の識別名とパスワードの設定
tdsetauthmanager -u userDN -p password
tdsetauthmanagerコマンドは、コンポーネントトランザクションサービスでアクセス制御を使用する場合、およびユーザ名による認証オブジェクトを使用する場合に、InfoDirectoryの対象のエントリの管理者用識別名とパスワードを設定するために実行します。
このコマンドは、システム構築時に1回だけ実行します。
ただし、InfoDirectoryで管理者を変更した場合は、再度、本コマンドで変更後の管理者を再設定が必要となります。Interstageが起動状態で、本コマンドを投入した場合、コマンド実行後に起動されるワークユニットに対するアクセス制御またはユーザ名による認証オブジェクトの認証からが、本コマンドによる設定が有効となります。
以下に、tdsetauthmanager コマンドのオプションと引数を説明します。
InfoDirectoryの管理者の識別名を指定します。InfoDirectoryの各エントリにアクセスできる管理者用の識別名を指定する。
本オプションは省略できません。
指定可能値は、1023バイト以内です。
空白文字は指定できません。
InfoDirectoryの管理者のパスワードを指定します。管理者の識別名で指定されるエントリのuserPassword属性に指定した値を指定します。
本オプションは省略できません。
指定可能値は、128バイト以内です。
パスワードにはASCIIコード系の文字以外は使用できません。
空白文字は指定できません。
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