Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第2部 OLTPシステム運用編> 第10章 イベントサービス運用コマンド

10.16 esstopfctry

名前

 esstopfctry − イベントファクトリの停止

形式

 esstopfctry [ {[-c channel] | [-id channelID]} ] [ -o orderly ] [-M system]

機能説明

 イベントファクトリを停止します。
 指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-c channel

 停止するイベントサービスのイベントチャネル名を指定します。

-id channelID

 停止するノーティフィケーションサービス/JMSのイベントチャネルの、識別IDを指定します。

-o orderly

 終了形態を指定します。本パラメタを省略した場合、onを指定したとみなされます。
  on :閉塞終了モードで停止します。
  off:強制終了モードで停止します。
 閉塞終了モードを指定した場合、イベントチャネルにイベントデータが蓄積されている間は、イベントファクトリは停止しません。イベントチャネルに蓄積されているイベントデータがコンシューマに配信されて削除されるか、生存時間に達して削除された段階で、イベントファクトリが停止します。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

 イベントファクトリを強制終了モードで停止します。

esstopfctry -o off

 動的生成されたイベントサービスのイベントチャネル“CHNL1”を強制終了モードで停止します。

esstopfctry -c CHNL1 -o off

 動的生成されたノーティフィケーションサービス/JMSのイベントチャネル、識別ID“1”を強制終了モードで停止します。

esstopfctry -id 1 -o off


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