Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第2部 OLTPシステム運用編> 第6章 コンポーネントトランザクションサービス運用コマンド

6.4 tdlinknormapm

名前

 tdlinknormapm − APM(Application program Manager)の再作成

形式


 tdlinknormapm [-M システム名 ] [-t{thread|process}] -p "library" [-o apmname]

機能説明

 tdlinknormapmコマンドは、任意のライブラリを先頭に結合してAPM(Application program Manager)を再作成します。

 以下に、tdlinknormapmコマンドのオプションおよび引数を説明します。

-M システム名

 対象のシステム名を指定します。
 本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。

-t {thread|process}

 threadが指定された場合はlibthread.soをリンクします。
 processが指定された場合はlibthread.soはリンクされません。
 本オプションを省略した場合はthreadとみなします。
 threadが指定された場合はlibpthread.soをリンクします。
 processが指定された場合はlibpthread.soはリンクされません。
 本オプションを省略した場合はthreadとみなします。

-p "library"

 "library" に指定されたライブラリ情報(2048文字以内)が、リンク時に他のどのライブラリよりも先にリンクされます。

-o apmname

 apmnameに作成する APM名を、先頭に"TDNORM"または"TDNORMCNT"を含む23文字以内の英数字で指定します。省略された場合は、"TDNORM"が指定されたものとみなします。

 APMは/opt/FSUNextp/bin配下に作成されます。
 APMは/opt/FJSVextp/bin配下に作成されます。

 本オプションを省略した場合およびすでに存在するファイル名を指定した場合、上書きするかどうかの問い合わせ(Y, N形式)があり、Yを応答すると上書きされます。すでに該当APMが使用中の場合は、上書きできません。

注意事項

使用例

 tdlinknormapm -t thread -p "-L/opt/FSUNiconv/lib -licv " -o TDNORMICV


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