Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第2部 OLTPシステム運用編 | > 第6章 コンポーネントトランザクションサービス運用コマンド |
tdlinkapm − APM(Application program Manager)の生成
tdlinkapm -l xa_linkpgm [-t{thread|process}] [-p "library" ] -r "library" -o apmname
tdlinkapmコマンドは、APM(Application program Manager)を生成します。
以下に、tdlinkapmコマンドのオプションおよび引数を説明します。
"library" に指定されたライブラリ情報(2048文字以内)が、リンク時に他のどのライブラリよりも先にリンクされます。
"library" は、XAインタフェースによる連携時に必要なデータベースベンダで公開しているライブラリ情報(2048文字以内)を指定します。
作成するAPMのファイル名を、23文字以内の英数字で指定します。
すでに存在するファイル名を指定した場合、上書きするかどうかの問い合わせ(Y, N形式)があり、Yを応答すると上書きされます。すでに該当APMが使用中の場合は、上書きできません。また、APM名に"TDNORM"および "TDNORMCNT"を指定することはできません。
[Oracle8.0.5でのAPM作成]
tdlinkapm -l D:\temp\ots\otsoraxa.lib |
[Symfoware/RDBでのAPM作成]
tdlinkapm -l D:\temp\ots\otssymxa.lib |
[SQL ServerでのAPM作成]
tdlinkapm -l D:\temp\ots\otsmsqlxa.lib |
[Oracle8.0.5を使用したAPM作成例]
環境変数ORALIBには、Oracleのライブラリディレクトリを指定する必要があります。
tdlinkapm -l otsoraxa.o -r "-L$(ORALIB) -lclntsh -lclient -lsql -lcommon -lcore4 -lnlsrtl3" -o ORARDB |
[Symfoware/RDBを使用したAPM作成例]
環境変数RDBLIBには、Symfoware/RDBのライブラリディレクトリを指定する必要があります。
tdlinkapm -l otssymxa.o -r "-L$(RDBLIB) -lrdbxa -lsqldrv" -o RDB |
[Symfoware/RDB で-pオプションを指定したAPM作成例]
環境変数ICONVLIBには、iconv standard code converterのライブラリディレクトリを、環境変数RDBLIBには、Symfoware/RDBのライブラリディレクトリを指定する必要があります。
tdlinkapm -l otssymxa.o -p "-L$(ICONVLIB) -licv " -r "-L$(RDBLIB) -lrdbxa -lsqldrv" -o RDB |
[Symfoware/RDBで -tオプションを指定したAPM作成例]
環境変数RDBLIBには、Symfoware/RDBのライブラリディレクトリを指定する必要があります。
tdlinkapm -l otssymxa.o -t process -r "-L$(RDBLIB) -lrdbxa -lsqldrv" -o RDB |
[Oracle9.0.1を使用したAPM作成例]
環境変数ORALIBには、Oracleのライブラリディレクトリを指定する必要があります。
tdlinkapm -l otsoraxa.o -r "-L$(ORALIB) -lclntsh -lclient9 -lsql9 -lcommon9 -lcore9 -lnls9" -o ORARDB |
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