Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)

3.2.6 ログ出力エラーアクション

　アクセスログへの出力で異常が検出された場合は、エラーログおよびイベントログにメッセージを出力します。また、エラーログへの出力で異常が検出された場合は、イベントログにメッセージを出力します。
　ログ(アクセスログ、エラーログ、イベントログ、システムログ)出力でエラーが発生した場合、その後のInfoProvider Proのアクションを指定することができます。“InfoProvider Pro環境定義ファイル”の“log-erraction”項目で定義します。

■InfoProvider Proを停止する場合(TERM指定の場合)の留意点

• 現在処理中の要求については、処理を完了させます。Webブラウザからの新たな要求は受け付けないよう制御します。
• InfoProvider Pro環境定義ファイルの“pool-max”項目で指定されたhttp要求受け付けプールに管理されている要求については、処理しません。
• 現在処理中の要求が完了するまでInfoProvider Proは停止しないため、処理の内容によってInfoProvider Proが終了するまで時間がかかる場合があります。

　セキュリティ上、“TERM”指定をお勧めします。

■InfoProvider Proを継続運用する場合(CONTINUE指定の場合)の留意点

• ログ出力でエラーが発生してもInfoProvider Proを停止しません。