Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)
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第2章 環境作成> 2.1 InfoProvider Pro環境定義ファイルの設定> 2.1.3 定義項目詳細

2.1.3.34 エラーログのファイル名

定義名

 errlog

説明

 InfoProvider Proでエラーが発生したときのエラー状況をログとして出力するファイル名を記述します。以下のように指定します。

errlog: エラーログファイル名(フルパス) [切り替え基準ファイル容量]

 「切り替え基準ファイル容量」の単位はメガバイトで、指定可能な範囲は1〜200です。

◆ファイル容量によるエラーログファイルの切り替えを行わない場合

 切り替え基準ファイル容量を指定しないでください。

◆ファイル容量によるエラーログファイルの切り替えを行う場合

 切り替え基準ファイル容量を指定してください。エラーログファイルの容量が切り替え基準ファイル容量を超えた時、ファイルのバックアップが行われます。
 バックアップするファイルはエラーログファイル名に拡張子(.BAK)が付加されたものがInfoProvider Proにより自動生成されます。

◆共通事項

 複数のInfoProvider Proを起動し運用する場合は、InfoProvider Proごとにエラーログを採取してください。エラーログを別々に採取することにより、エラー発生時の原因究明などが迅速に進む場合があります。

 Windowsシステムでは、エラーログの内容は、ここで記述したファイルに出力される他にイベントログとしても出力され、OS付属のイベントビューアで参照することもできます。

省略値

 InfoProvider Proのインストールディレクトリ\httpd.errlog
 InfoProvider Pro環境定義ファイルのinstalldirに指定したディレクトリ配下のhttpd.errlog
 ./httpd.errlog (例での書き方)

指定例

 errlog: C:\Interstage\F3FMwww\Log\F3FMwww.errlog 10
 errlog: /var/opt/FSUNprovd/errlog 10

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